ポケット型WiFiは回線工事の必要がなく、契約すれば即日インターネットが楽しめる優れものです。
ただし、クレジットカード払いでしか対応していないことが多く、口座振替で支払いができるポケット型WiFiを探している方も多いはずです。
そこで今回は、口座振替対応のおすすめのポケット型WiFiを紹介し、さらに、ポケット型WiFiを口座振替で契約するときの注意点について解説するので、ぜひチェックしてみてください。
また、口座振替対応のポケット型WiFiを選ぶ際のポイントについてもまとめたので、ぜひご覧ください。

口座振替対応のポケットWiFi一覧
支払い方法に口座振替も対応しているポケット型WiFiの主なプランと月額料金を一覧にしてまとめました。
回線 | 通信業者 | データ容量 | 契約期間 | 月額料金 | 解約金 | キャンペーン | 口座振替手数料 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
WiMAX | 2~24ヶ月:3,355円 |
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25ヶ月目~:4,950円 |
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2ヶ月目~:3,883円 |
25ヶ月目:無料 |
・乗り換えキャンペーン ・2台目キャンペーン |
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2ヶ月目以降:4,070円 |
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25ヶ月目~:5,458円 |
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docomo・au・SoftBank LTE回線 | 25ヶ月目~:4,950円 |
13~24ヶ月目:5,500円 25ヶ月目:無料 |
・最大10,000円キャッシュバック |
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SoftBank |
口座振替ができるポケット型WiFiのほとんどが、データ容量無制限のプランを用意しています。 ただし、Y!mobileについては、アドバンスオプションに加入しないと無制限にはなりません(加入しない場合は、データ容量が7GBになります)。
口座振替対応のおすすめのポケット型WiFi
口座振替に対応しているポケット型WiFiの通信事業者(プロバイダー)はそう多くはありません。そして、どのプロバイダーも支払い方法に口座振替を選択すると、毎月口座振替手数料がかかるようです。
サービスの特徴やキャンペーンを踏まえ、おすすめなのは、「BIGLOBE WiMAX」「UQ WiMAX」「Mugen WiFi」「縛られないWiFi」「Rakuten WiFi Pocket」の5社です。
それでは、それぞれのポケット型WiFiを詳しくみていきましょう。
BIGLOBE WiMAX

使用回線 | WiMAX2+・au 4G LTE・au 5G |
---|---|
最大速度 | 下り:2.7Gbps 上り:183Mbps |
データ容量 | 無制限 |
契約事務手数料 | 3,300円 |
契約期間 | なし |
月額料金 | 1ヶ月目:1,166円 ※1 2~24ヶ月:3,355円 ※1 |
キャンペーン | ・プラン料金値引き |
解約金 | 無料 |
口座振替手数料 | 220円/月 |
※1 プラン料金値引きキャンペーン適用時の料金です。
BIGLOBE WiMAXは、高速の5G回線に対応したWiMAX型のポケット型WiFiです。
最低契約期間はなく、契約解除料も無料で、違約金を気にせず解約できるのも魅力です。
BIGLOBE WiMAXで申し込むUQ WiMAX

使用回線 | WiMAX2+・au 4G LTE・au 5G |
---|---|
最大速度 | 下り:2.7Gbps 上り:183Mbps |
データ容量 | 無制限 |
契約事務手数料 | 3,300円 |
契約期間 | 2年 |
月額料金 | 〜24ヶ月目:4,268円 ※2 25ヶ月目~:4,950円 |
キャンペーン | ・WiMAX +5G はじめる割 |
解約金 | 1,100円 |
口座振替手数料 | 220円/月 |
※2 WiMAX +5G はじめる割キャンペーン適用時の料金です。
UQ WiMAXは、WiMAXとauの2つの回線が利用できるポケット型WiFiで、5G対応端末であれば、au回線の5G通信も利用できるのが特徴です。
今なら、5G対応のポケット型WiFiやホームルーターが通常21,780円(税込)が5,940円(税込)で購入できます。
UQ WiMAXで申し込むMugen WiFi

使用回線 | docomo・au・SoftBank LTE回線 |
---|---|
最大速度 | 下り:150Mbps 上り:50Mbps |
データ容量 | 100GB |
契約事務手数料 | 3,300円 |
契約期間 | 2年 |
月額料金 | 100GB:3,328円 |
キャンペーン | ・1ヶ月お試しモニター ・最大10,000円キャッシュバック |
解約金 | 1,100円 |
口座振替手数料 | 1~12ヶ月目:9,900円 13~24ヶ月目:5,500円 25ヶ月目:無料 |
口座振替手数料 | 550円/月(口座振替オプション) |
Mugen WiFiは、月間100GBの大容量データを料金を抑えて利用できるリーズナブルなポケット型WiFiです。
月額550円(税込)の口座振替オプションに加入することで、口座振替での支払いが可能になります。このオプションと合わせて月額4,000円以下でポケット型WiFiを利用できます。
Mugen WiFiで申し込む縛られないWiFi

使用回線 | WiMAX | docomo・au・SoftBank LTE回線 | |
---|---|---|---|
最大速度 | 下り:1.2Gbps 上り:75Mbps |
下り:150Mbps 上り:50Mbps |
|
データ容量 | 無制限 | 30GB | 50GB |
契約事務手数料 | 3,300円 | ||
契約期間 | 1年 | ||
月額料金 | 4,290円 | 2,970円 | 3,520円 |
キャンペーン | なし | ||
解約金 | ~11ヶ月目:4,290円 | ~11ヶ月目:2,970円 | ~11ヶ月目:3,520円 |
口座振替手数料 | 220円/月 |
縛られないWiFiは、ポケット型WiFiやホームルーターの端末がレンタルサービスなので、初期費用を抑えられることが特徴です。初期費用を安く抑えたい方におすすめです。
また、クラウドSIMだけでなくWiMAXのプランもあるので、主に動画視聴やビデオ通話を利用目的としている方にもおすすめです。
縛られないWiFiで申し込むRakuten WiFi Pocket
使用回線 | 楽天モバイル・au LTE回線 | ||
---|---|---|---|
最大速度 | 下り:150Mbps 上り:50Mbps |
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データ容量 | 3GB | 20GB | 楽天回線エリア内なら、無制限 |
契約事務手数料 | 無料 | ||
契約期間 | なし | ||
月額料金 | 1,078円 | 2,178円 | 3,278円 |
キャンペーン | ・モバイルWiFi実質0円 | ||
解約金 | 無料 | ||
口座振替手数料 | 110円/月 |
Rakuten WiFi Pocketは、楽天モバイルが提供しているポケット型WiFiで、毎月のデータ利用量で支払い金額が変化する料金プランです。
楽天モバイルの月額料金の支払い方法には口座振替もあり、口座振替手数料が110円(税込)と他社と比べ半額なのが特徴です。口座振替での支払いを考えている方にはおすすめです。
さらに、楽天市場での買い物などで貯まった楽天ポイントをポケット型WiFiの月額料金の支払いに利用できるのが魅力です。
Rakuten WiFi Pocketで申し込むポケット型WiFiを口座振替で契約する際の注意点
口座振替での支払いは、クレジットカードがなくてもよいというメリットがありますが、注意すべきポイントもあります。
口座振替手数料がかかる
支払い方法に口座振替を選ぶと、口座振替手数料がかかってしまいます。以下に、上記でおすすめした各社の口座振替手数料をまとめてみました。
通信事業者 | 口座振替手数料(月額料金支払いの場合) |
---|---|
BIGLOBE WiMAX | 220円 |
UQ WiMAX | 220円 |
Mugen WiFi | 550円(口座振替オプション) |
縛られないWiFi | 220円 |
楽天モバイル | 110円 |
口座振替手数料やオプション費用は月額110~550円ですが、年間に換算すれば1,320~6,600円の費用がかかることになります。手数料が負担に感じることもあるので、申し込みの際には、口座振替手数料を確認しましょう。
口座振替ではキャンペーンが適用されない場合がある
ポケット型WiFiのプランのほとんどが、キャンペーンを行っています。
少しでもお得に利用するには、キャンペーン期間中に申し込むことが重要です。しかし、ほとんどのキャンペーンには適用条件があり、その適用条件にはクレジットカード払いを指定されていることがよくあります。
キャンペーン内容でポケット型WiFiを選ぶ場合は、キャンペーンの適用条件をしっかり確認しましょう。
審査に時間を要し、契約までに時間がかかる
口座振替の場合、申請した銀行口座が契約者の口座かを審査する期間があります。その審査が終わるまで端末は発送されないので、利用開始までに時間がかかります。
口座振替手続きが完了するまでに1~2ヶ月程の期間がかかることもあります。そのため、口座振替手続きが完了するまでは銀行振込などで支払う必要があり、手間がかかります。
本人確認書類の提出が必要
口座振替をした場合、審査のために本人確認書類の提出が必要な場合があります。
UQ WiMAXでは以下が本人確認書類としてなっています。
本人確認書類 | 条件 |
---|---|
運転免許証 | 公安委員会発行で有効期限内のもの国際運転免許証を除く |
パスポート | 有効期限内のもので、現住所が記載されているページも必要日本国発行のものに限る |
マイナンバーカード(個人番号カード) | 表面のみ※マイナンバー(個人番号)の通知カードは不可 |
身体障がい者手帳 | 有効期限内のもので、現住所が記載されているページも必要現住所の記載がない場合は、補助書類※1と一緒に提出 |
療育手帳 | |
精神障がい者保健福祉手帳 | |
特定疾患医療受給者証+「補助書類 ※1」 | 有効期限内のもので、住所記載されている面も必要 |
特定疾患登録者証+「補助書類 ※1」 | |
健康保険証+「補助書類 ※1」 | |
住民基本台帳カード | 有効期限内のもので、顔写真があるもの |
特別永住者証明書 | 有効期間内のもの |
上記の11種類のうち、どれかひとつを用意すれば大丈夫です。提出書類に不備があると審査落ちの原因になってしまうので、提出書類を準備する際は、書類のどこの面まで必要かを注意して準備してください。
口座振替対応のポケット型WiFiを選ぶ際のポイント
口座振替対応のポケット型WiFiを選ぶ際のポイントを解説します。
通信速度は速いか
ポケット型WiFiを選ぶときに気になるのが通信速度や速度制限といったことがポイントになりますよね。通信速度は、下りの速度が重要です。
下り速度とはインターネットからのデータを受信する速度で、利用のほとんどは下りです。ですので、下りが遅いとメールの受信やWebサイトの閲覧などに時間がかかり、使い勝手が悪いネット環境と言えます。
下り速度 | 下り速度の目安 |
---|---|
かなり速い | 151Mbps~ 4K/8Kの高画質ストリーミングの再生も快適 |
速い | 30~150Mbps 高画質動画やオンラインゲームなどが快適 |
普通 | 4~29Mbps ネットショッピングやYouTubeの視聴が問題なく使用できる |
遅い | 0.6~3Mbps LINEなどのSNSが普通に利用でき、動画の再生はストレスを感じる |
かなり遅い | 0.5Mbps以下 ネット検索やメール、Webサイトの閲覧はできるが、快適とは言い難いかも |
また、通信速度の速さや安定性を参考にしたい方は、「みんなのネット回線速度」をチェックしてみてください。リアルタイムの実測値を調べることができます。
例えば、2022年9月時点での速度は以下の通りです。
通信事業者 | 使用機種 | 下り速度 | 上り速度 | Ping値 |
---|---|---|---|---|
UQ WiMAX | Speed Wi-Fi NEXT WX06 | 46.73Mbps | 7.62Mbps | 55.44ms |
Mugen WiFi | U3 | 14.00Mbps | 9.17Mbps | 54.03ms |
WiMAX型のポケット型WiFiなら、高画質の動画視聴やオンラインゲームも快適に行える速度があることがわかります。
ポケット型WiFiは、利用する人の地域や時間帯などによって速度が左右されるので、あくまで目安として上記のページをチェックして選ぶとよいでしょう。
実質月額料金は安いか
ポケット型WiFiに限りませんが、月額料金で選ぶというのは重要です。ポケット型WiFiのプランのほとんどは、キャンペーンを行っています。そこで注目しておくべきなのが「実質月額料金」です。
実質月額料金とは、キャンペーンが適用された料金のことで、2年や3年といった契約期間の月数で割った月額の費用です。式は下記のようになります。
キャンペーン適用時の総支払金額 ÷ 契約期間の月数 = 実質月額料金
例えば、今回の口座振替が選べるBIGLOBE WiMAXを2年間利用した場合の実質月額料金は下記のようになります。
総支払金額 | 契約月数 | 実質月額料金 |
---|---|---|
109,157円 | 24ヶ月 | 4,548円 |
※料金は全て税込み
実質月額料金を計算して比較してみると、安心して契約できますね。
自分に合ったデータ容量を選ぶ
基本的にポケット型WiFiは、データ容量が大きいほど月額料金が高くなります。ただし、安いからという理由でデータ容量の小さいプランを契約すると、月末になるとデータ容量が足りなくなってしまい、速度制限がかかってしまう恐れがあります。
利用目的ごとのデータ容量の目安を表にまとめたので、自分がどれくらいの容量のプランを契約したほうがよいのか確認してみてください。
利用目的 | 10GBまで |
---|---|
ネット検索 | 約23,000回 |
メール送信 | 約20.000円 |
Twitter(140文字でツイート) | 約31,000回 |
YouTube(低画質) | 約28時間 |
YouTube(高画質) | 約15時間 |
オンラインゲーム(SwitchやPS4) | 約60時間 |
オンラインゲーム のアップデート (SwitchやPS4) | 1回 (1.5GB~10GB以上) |
Hulu(ハイビジョン画質)(低画質) | 約10時間 |
Netflix(UHD 4K画質) | 約1.5時間 |
ZOOMでのビデオ通話 | 約15時間 |
インターネットで調べものやSNSを利用する程度なら、1ヶ月のデータ容量は20GBで十分といえますね。しかし、動画の視聴やオンラインゲーム、オンライン会議をするなら20GBはすぐに使ってしまいます。
WiMAXはデータ無制限のプランがあるので、動画の視聴が主な目的だったら、WiMAXの無制限プランをおすすめします。
口座振替対応のポケット型WiFiを契約するときによくある質問
口座振替に対応したポケット型WiFiを契約するときによくある質問について答えていきましょう。
口座振替のポケット型WiFiが少ないのはなぜ?
口座振替のポケット型WiFiが少ないのには理由があります。それは、クレジットカード払いの利用者より口座振替の利用者の方が料金未払いが圧倒的に多いからだと言われています。
口座振替できるおすすめのポケット型WiFiは?
今回は口座振替対応のおすすめのポケット型WiFiとして、以下の5社を紹介しました。
・BIGLOBE WiMAX
・UQ WiMAX
・Mugen WiFi
・縛られないWiFi
・Rakuten WiFi Pocket
口座振替に対応しているポケット型WiFiのプロバイダーはそう多くはありません。
各プロバイダーの契約内容をよくチェックして、自分に合ったポケット型WiFiを選んでください。
ポケット型WiFiを口座振替で契約する際の注意点は?
ポケット型WiFiを口座振替で契約する際の注意点をチェックしましょう。
・口座振替手数料がかかる
・口座振替ではキャンペーンが適用されない場合がある
・審査に時間を要し、契約までに時間がかかる
・本人確認書類の提出が必要
口座振替での支払いは、クレジットカード払いにはない注意点がいくつかあるので、しっかりチェックしましょう。
口座振替対応のポケット型WiFiを選ぶ際のポイントは?
口座振替対応のポケット型WiFiを選ぶ際のポイントをチェックしましょう。
・通信速度は速いか
・実質月額料金は安いか
・自分に合ったデータ容量か
実質月額料金や自分に合ったデータ容量を踏まえて、自分に合ったポケット型WiFiを選んでください。
まとめ
今回は、口座振替に対応したポケット型WiFiについて解説しました。
クレジットカードを持っていない方や口座振替でポケット型WiFiを利用したいという方は、本記事で紹介したポケット型WiFiをぜひチェックしてみてください。