使い切りWiFiとはデータ容量付きの端末を購入するだけでインターネットができるポケット型WiFiのことで、「買い切りWiFi」や「プリペイド型モバイルWiFi」、「使い捨てWiFi」などとも呼ばれます。
プラン契約もなしでたっぷりインターネットができるなどのメリットがある一方、継続的なサービスより割高になるなどのデメリットもあります。
今回は使い切りWiFiのメリットやデメリットを踏まえておすすめできる人を以下のとおり、ご紹介します。
使い切りWiFiのおすすめ契約先も紹介するので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
\リユース端末を選択で最安値/ 【リチャージWiFi】 | ・リユース端末が100GB付きで16,983円 ・リユース端末+小容量10GBなら1万円以下 ・ディスプレイ付きでスタイリッシュ >リチャージWiFiの詳細を見る |
\料金の安さなら/ 【おてがるWiFi】 | ・使い切りWiFi(新品端末+100GB)で最安値 ・30GB/50GB/100GBから選べる ・海外でも利用可能 >おてがるWiFiの詳細を見る |
\チャージして使いたいなら/ 【365チャージWiFi】 | ・端末セットのデータ容量が10GB/20GB/30GB/60GB/100GBから選べる ・データチャージの選択肢も多い ・海外でも利用可能 >365チャージWiFiの詳細を見る |
\海外利用したいなら/ 【インスタントWi-Fi】 | ・海外利用の対応国は140か国 ・世界周遊プランが1,480円~ ・5GB/30GB/100GBから選べる >インスタントWi-Fiの詳細を見る |
使い切りWiFiとは?
使い切りWiFiとは、プラン契約や1ヶ月のデータ容量の上限などもなく、端末とデータ容量を買い切って使えるポケット型WiFiのことです。
本来、ポケット型WiFiを契約する際には端末の購入とは別に、プランの申し込みや月額料金が必要です!
基本的にデータ容量も月間で決められているので、まったく使わなかった月も月額料金が発生します!
使い切りWiFiは1ヶ月に使うデータ容量にムラがある方や、毎月の固定費が発生するのは損だと感じる方におすすめのサービスです。
端末+データ容量を一括で購入するのが基本
使い切りWiFiは端末とデータ容量がセットになったサービスで、まず一括で端末+データ容量を購入します。
端末やデータ容量を買い切ってしまうので、継続契約やプランの申し込みなども不要です。
端末は自分のものになるので最初に購入したデータ容量がなくなったら使い捨てができ、さらにデータ容量のみを購入してチャージも可能です。
たとえばWiMAXの場合、端末は基本的に購入しますが、別途プロバイダとの実質無制限プランの契約が必要で毎月料金が発生します。
プラン契約が必要なポケット型WiFiは、契約している間だけインターネットができ、まったく使わない月も料金は支払わなくてはいけません!
使い切りWiFiは端末とデータ容量がセットで販売されており、買ってしまえばデータ容量の有効期限内は好きに使えて月額料金もかかりません。
海外で利用できる使い切りWiFiもある
使い切りWiFiには国内のみで利用できるサービスのほか、海外でもおなじ端末を使ってインターネットができるサービスや端末もあります。
海外で使用する場合は別途海外専用のデータ容量をチャージする必要がありますが、年に数回は仕事や旅行などでポケット型WiFiを日本以外で使いたい方には便利です。
使い切りWiFiを選ぶポイント
使い切りWiFiのサービス内容は端末+データ容量をセットで購入するというシンプルなものですが、契約先によって料金や端末などが異なります。
自分にあった使い切りWiFiを見つけるために、以下の3つのポイントを比較するといいでしょう。
それぞれの項目で主要使い切りWiFi9社を比較しているので、これから契約先を決めたい方はぜひ参考にしてください。
料金の安さ
使い切りWiFiをお得に契約するなら、端末とデータ容量の合計が安い会社を選ぶのがおすすめです。
主要な使い切りWiFi9社で端末+データ容量のセット価格を比較しましたので、ご覧ください!
契約先 | 端末+100GB | 端末+中容量 | 端末+30GB | 端末+20GB | 端末+小容量 | 有効期限 |
---|---|---|---|---|---|---|
リチャージWiFi (リユース品) | 16,983円 | - | - | - | 8,483円 (10GB) | 365日 |
おてがるWiFi | 19,800円 | 16,480円 (50GB) | 15,980円 (30GB) | - | - | 365日 |
インスタントWi-Fi | 23,980円 | - | 21,380円 | - | 19,280円 (5GB) | 365日 |
365チャージWiFi | 24,200円 | 22,000円 (60GB) | 20,900円 | 19,800円 | 18,700円 (10GB) | 365日 |
STARチャージWi-Fi | 24,500円 | - | 22,500円 | - | 19,500円 (10GB) | 365日 |
プリチャージWiFi | 24,980円 | 23,490円 (50GB) | 21,980円 (30GB) | - | 19,800円 (10GB) | 365日 |
ネオチャージWiFi | 25,000円 | - | - | - | - | 365日 |
ギガセットWiFi | 25,980円 | 23,580円 (50GB) | 22,580円 | - | 20,580円 (10GB) | 365日 |
サムライチャージWiFi | 32,980円 | 31,480円 (60GB) | - | - | 27,980円 (10GB) | 365日 |
使い切りWiFi9社すべてで取り扱いのある端末+データ容量100GBは、新品端末の場合おてがるWiFiが19,800円と最安値で購入できます。
また、端末がリユース品でも気にしないという方はリチャージWiFiが最安値で手に入ります。
また、データ容量を使いきった後にデータチャージして端末を再利用する可能性があるなら、データチャージ時の金額も確認しておきましょう。
契約先 | 追加チャージ (100GB) | 追加チャージ (60GB) | 追加チャージ (50GB) | 追加チャージ (30GB) | 追加チャージ (20GB) | 追加チャージ (10GB) |
---|---|---|---|---|---|---|
リチャージWiFi | 6,980円 | - | 4,980円 | 3,980円 | - | 2,480円 |
おてがるWiFi | 6,480円 | - | 4,280円 | - | 3,480円 | - |
インスタントWi-Fi | 6,480円 | - | 4,580円 | 3,580円 | - | 1,980円 |
365チャージWiFi | 6,480円 | 4,950円 | - | 3,278円 | 2,860円 | 1,480円 |
STARチャージWi-Fi | 6,480円 | 4,980円 | - | 3,280円 | 2,880円 | 1,480円 |
プリチャージWiFi | 6,980円 | - | 4,890円 | 3,180円 | - | 1,470円 |
ネオチャージWiFi | 6,480円 | 4,980円 | - | 3,280円 | 2,880円 | 1,480円 |
ギガセットWiFi | 6,480円 | - | 4,890円 | 3,180円 | - | 1,480円 |
サムライチャージWiFi | 6,980円 | 5,480円 | - | 3,780円 | 3,380円 | 1,980円 |
料金面を比較したうえで、ご自分にとってコスパが良いと感じられる使い切りWiFiを選んでください。
端末のスペック
どの使い切りWiFiも携帯電話キャリアのLTE回線を使うクラウドSIM(クラウドWiFi)に対応したポケット型WiFiが購入できます。
ただし、販売している機種は購入先によって異なり、端末によって同時接続数やバッテリー容量などに違いがあります。
「複数台の通信機器をつなぎたい」「長時間持ち運んで利用する」など希望にあった機種を購入できるよう、端末のスペックも確認しましょう。
主要9社で購入できる端末のスペックも比較しました!
契約先 | 機種名 | バッテリー容量 | 最大接続数 | 最大通信速度 | 利用回線 |
---|---|---|---|---|---|
おてがるWiFi | U20 | 3,000mAh | 8台 | 下り:150Mbps 上り:50Mbps | ドコモ ソフトバンク au |
リチャージWiFi | H01 (リユース品) | 2,500mAh | 10台 | 下り:150Mbps 上り:50Mbps | ドコモ ソフトバンク au 楽天モバイル |
インスタントWi-Fi | T8 | 3,500mAh | 8台 | 下り:150Mbps 上り:50Mbps | ドコモ ソフトバンク au |
365チャージWiFi | MacroonSE | 4,000mAh | 10台 | 下り:150Mbps 上り:50Mbps | ドコモ ソフトバンク au |
STARチャージWi-Fi | FREEBOT Model SE01 | 4,000mAh | 10台 | 下り:150Mbps 上り:50Mbps | ドコモ ソフトバンク au |
プリチャージWiFi | AIR-1 | 3,000mAh | 10台 | 下り:150Mbps 上り:50Mbps | ドコモ ソフトバンク au 楽天モバイル |
ネオチャージWiFi | FREEBOT Model SE01 | 4,000mAh | 10台 | 下り:150Mbps 上り:50Mbps | ドコモ ソフトバンク au |
ギガセットWiFi | NA01 | 3,500mAh | 10台 | 下り:150Mbps 上り:50Mbps | ドコモ ソフトバンク au 楽天モバイル |
サムライチャージWiFi | NA01 | 3,500mAh | 10台 | 下り:150Mbps 上り:50Mbps | ドコモ ソフトバンク au |
国内外で利用できるか
使い切りWiFiを日本だけでなく海外でも利用する可能性があるなら、渡航先にも対応しているか調べたうえで購入先を決めましょう。
使い切りWiFi主要9社で海外利用の有無や海外用のデータ料金を比較しました。
購入先によってどの国で利用可能かも違いがありますよ!
契約先 | 海外利用 | 対応国数 | 海外用データ料金 |
---|---|---|---|
おてがるWiFi | ○ | 17か国 | 韓国:1,200円(1GB)~ アメリカ・ハワイ:1,900円(1GB)~ |
リチャージWiFi | ○ ※リユース品の場合は✕ | 140か国 | 韓国:1,280円(1GB)~ アメリカ・ハワイ:1,980円(1GB)~ 世界周遊:1,980円(1GB)~ |
インスタントWi-Fi | ○ | 140か国 | 世界周遊:1,480円(1GB)~ |
365チャージWiFi | ✕ | - | - |
STARチャージWi-Fi | ✕ | - | - |
プリチャージWiFi | ○ | 135か国 | 海外周遊:4,980円(3GB)~ |
ネオチャージWiFi | ✕ | - | - |
ギガセットWiFi | ○ | 136か国 | 韓国:1,100円(1GB)~ アメリカ・ハワイ:1,900円(1GB)~ |
サムライチャージWiFi | ○ | 136か国 | 韓国:1,280円(1GB)~ アメリカ・ハワイ:1,900円(1GB)~ |
海外での対応国がもっとも多いのはインスタントWi-Fiで、世界周遊プラン一択なので複数国をまたいで移動する方は手間がかからず便利です。
また、最安値で海外用データをチャージできるギガセットWiFiは、たとえば韓国の場合1GB=1,100円から利用できます。
使い切りWiFiで条件別におすすめの契約先4選
使い切りWiFiの料金や使い勝手を比較した結果、条件別におすすめの契約先として以下の4選をご紹介します。
料金や海外利用など、重視したいポイントにあわせてぜひご検討ください。
リユース端末を選ぶとリチャージWiFiが最安値
端末が新品でなくても気にならない方は、リチャージWiFiのリユース端末とのセットを選ぶとさらに費用を抑えられます。
運営会社 | 株式会社シムス | |
機種名 | H01 (リユース品) | |
リユース端末+データ容量の料金 | 端末+100GB | 16,983円 |
端末+10GB | 8,483円 | |
追加データの料金 | 100GB | 6,980円 |
50GB | 4,980円 | |
30GB | 3,980円 | |
10GB | 2,480円 | |
有効期限 | 365日 | |
海外利用 | ✕ ※リユース品の場合 |
リチャージWiFiでは少しの傷やスレがあるリユース品を、動作確認やクリーニングを行ったうえで安く提供しています。
リユース端末+100GBならおてがるWiFiより約3,000円安い16,983円で購入できます。
また、リユース端末+10GBの少容量で十分なら8,483円と、10,000円以内で手に入るのも魅力です。
データ容量の有効期限も365日で無くなったらチャージもできるので、端末がリユース品であるということ以外他の機種やサービスと変わりません!
ただし、リユース端末のH01は海外での利用ができないので注意しましょう。
リチャージWiFiは新品端末にこだわらず費用をとにかく安く抑えたい方におすすめです。
料金の安さならおてがるWiFi
使い切りWiFiを最安値で購入したいなら、おてがるWiFiがおすすめです。
端末+データ容量100GBの場合、他社の使い切りWiFiは20,000円を超えますが、おてがるWiFiは19,800円で購入できます。
運営会社 | 株式会社エクスゲート | |
機種名 | U20 | |
端末+データ容量の料金 | 端末+100GB | 19,800円 |
端末+50GB | 16,480円 | |
端末+30GB | 15,980円 | |
追加データの料金 | 100GB | 6,480円 |
50GB | 4,280円 | |
20GB | 3,480円 | |
有効期限 | 365日 | |
海外利用 | ○ (17か国) |
おてがるWiFiの端末「U20」は液晶画面はついていませんが、薄型でポケットや小さいバッグに入れても気にならないサイズなのが特徴です。
また、おてがるWiFiは海外でも利用ができ、対応国は17か国のみですが1・3・5GBと細かく海外用データをチャージできます。
端末とセットで使い切りWiFiを安く購入したい方におてがるWiFiはおすすめです。
チャージして使いたいなら365チャージWiFi
365チャージWiFiはデータ容量の選択肢が多く、必要な分だけカスタマイズして購入したい方におすすめです。
運営会社 | 株式会社シムス | |
機種名 | MacroonSE | |
端末+データ容量の料金 | 端末+100GB | 24,200円 |
端末+60GB | 22,000円 | |
端末+30GB | 20,900円 | |
端末+20GB | 19,800円 | |
端末+10GB | 18,700円 | |
追加データの料金 | 100GB | 6,480円 |
60GB | 4,950円 | |
30GB | 3,278円 | |
20GB | 2,860円 | |
10GB | 1,480円 | |
有効期限 | 365日 | |
海外利用 | ✕ |
他社の使い切りWiFiはデータ容量の選択肢が3種類前後ですが、365チャージWiFiは100GB・60GB・30GB・20GB・10GBと5種類から選べます。
追加データのデータ容量も同様に5種類から選べるので、年間100GBも使うかわからないという方も自分にあった分を選んで無駄がありません。
365チャージWiFiの端末は丸いデザインが特徴的なMacroonSEで、小さいながらも最大10台までの機器を接続できます。
ただし、365チャージWiFiは海外での利用はできません。
365チャージWiFiはあまりインターネットを使わない方やデータ容量を広い選択肢から選びたい方におすすめです。
海外利用したいならインスタントWi-Fi
海外でも使い切りWiFiを利用したいなら、対応国がもっとも多いインスタントWi-Fiがおすすめです。
運営会社 | 株式会社日本テレメッセージ | |
機種名 | T8 | |
端末+データ容量の料金 | 端末+100GB | 23,980円 |
端末+30GB | 21,380円 | |
端末+5GB | 19,280円 | |
追加データの料金 | 100GB | 6,480円 |
60GB | 4,580円 | |
30GB | 3,580円 | |
10GB | 1,980円 | |
有効期限 | 365日 | |
海外利用 | ○ (140か国) |
インスタントWi-Fiでは海外向けに、140か国対応の「世界周遊プラン」を用意しています。
データ容量 | 有効期限 | 利用料金 |
---|---|---|
1GB | 1日間 | 1,480円 |
3GB | 3日間 | 2,980円 |
5GB | 10日間 | 3,980円 |
10GB | 10日間 | 6,480円 |
10GB | 30日間 | 6,980円 |
30GB | 30日間 | 15,980円 |
30GB | 365日間 | 22,980円 |
1GB/1日間で1,480円から利用できますが、データ容量や有効期限も使い方にあわせて豊富な選択肢から選べます。
ほかの使い切りWiFiのように渡航国によってデータを購入し直さなくていいので、無駄や手間を省けます!
また、インスタントWi-Fiでは小さめの液晶がついたT8という端末が購入できます。
バッテリーは連続15時間使用可能なので、海外で長時間使っても安心です。
海外の複数国に年間何度も訪れる方は、インスタントWi-Fiを購入するといいでしょう。
使い切りWiFiを契約するメリット
使い切りWiFiは月額制のポケット型WiFiと比べて本当に自分にあっているのか不安な方に、4つのメリットをご紹介します。
使い切りWiFiの申し込みを迷っている方は、自分にとってもメリットが多いのか考えながらご覧ください。
使い切るまでその他料金がかからない
使い切りWiFiはプラン契約をしないので、毎月の固定費などがかかりません。
月額制のポケット型WiFiはプラン料金はもちろん、端末の分割払い金やオプション料金なども発生し、毎月の支払いが続きます。
月額制のポケット型WiFiは割引などが適用されることもありますが、期間ごとに実際の料金が変動してわかりにくいというデメリットもあります。
使い切りWiFiは最初に端末とデータ容量を購入するだけなので料金がシンプルで、毎月自分がいくら支払っているのかわからないということが起きません。
月間データ容量に悩まされない
使い切りWiFiはどの会社も端末とセットになったデータ容量の有効期限は365日で、期限内であれば購入したデータ容量を1か月で使っても1年かけて使っても自由です。
たとえば、月間データ容量が決まっているプランでポケット型WiFiを契約している場合、使いすぎてしまうと月末まで速度制限がかかってしまいます。
毎月速度制限にかかってしまうなど、データ容量の上限に悩まされている人にも使い切りWiFiはおすすめできます。
解約や端末返却の手間がかからない
使い切りWiFiは自分専用の端末を購入して、データ容量を使い切ったらそのまま放置したり自分で処分しても問題ありません。
月額制のポケット型WiFiの中には無料で端末をレンタルできる会社もありますが、解約時には返却しなくてはならず、万が一破損や紛失したら高額の端末代金が請求されます!
また、使い切りWiFiは回線契約自体をしていないので解約手続きや違約金などももちろん発生しません。
解約や端末返却の手間が面倒だと感じる方も、使い切りWiFiなら購入してしまえば好きなように使えるので便利です。
使わない月があっても損しない
使い切りWiFiはデータ容量の有効期限内であれば使わない月があったり、使用量にむらがあっても問題ありません。
単純に購入したデータ容量を有効期限である365日以内に使い切りさえすえば損はしないといえます。
たとえば、家に光回線などの固定回線があるが、出張や旅行で度々家を空ける人などにぴったりのサービスです。
365日のうち、普段とは違う場所に移動したり生活したりすることが一定期間あるなら、使い切りWiFiはコスパ良く使えるでしょう。
使い切りWiFiを利用するデメリット・注意点
使い切りWiFiは人によっては便利なサービスですが、デメリットや注意点もいくつか存在します。
場合によっては月額制のポケット型WiFiなどを契約した方が向いている人もいるので、デメリットや注意点もしっかり確認しておくことをおすすめします。
月額のプラン契約の方が料金は安い
使い切りWiFiは一括でまず端末とデータ容量を購入してしまいますが、使い方によっては月額制のポケット型を契約した方がお得になる可能性があります。
今回使い切りWiFi9社で比較して端末+データ容量100GBが最安値だったおてがるWiFiと、月額制のポケット型WiFiのMONSTER MOBILEを比較してみましょう。
おてがるWiFi | MONSTER MOBILE | |
---|---|---|
初期費用 | 端末+100GB:19,800円 | 事務手数料:3,300円 端末代金(レンタル):0円 |
年間データ容量 | 100GB | 240GB (月間20GB×12ヶ月) |
月額料金 | - | 1,980円 ※2年契約 |
1年間利用した総額 | 19,800円 | 27,060円 |
1GBあたりの料金 | 198円 | 112.7円 |
おてがるWiFiは最初に端末と100GBのデータ容量を購入してしまえば月額料金はかかりません。
しかし、100GBのデータ容量を使いきってしまえば、100GB=6,480円でチャージしなくてはいけません。
MONSTER MOBILEは月間20GBまでのデータ容量の上限がありますが、月額1,980円で利用できて端末も無料で利用できます。
MONSTER MOBILEは年間でトータル240GBのデータ容量が使えて、年間100GBのおてがるWiFiと1GBあたりの料金を比較しても半額近くに抑えられます。
ただし、MONSTER MOBILEはまったく使わない月でも月額料金がかかりますし、月間20GBを超えると月末まで最大256Kbpsの速度に制限されます。
どのようにポケット型WiFiを使いたいかによって、どちらがおすすめできるかはまったく違うのでご自身にあっていると感じる方を選んでください。
海外で利用する時は別途データチャージなどが必要
使い切りWiFiによっては国内外で同じ端末をそのまま利用してインターネットをつなげられますが、最初に端末とセットで購入したデータ容量がそのまま海外で使えるわけではありません。
海外での利用時には事前に海外用のデータ容量をチャージするか、世界周遊プランなどを契約する必要があります。
海外用データのチャージをし忘れて国外へ出るとポケット型WiFiが使えないので気を付けましょう。
データ容量の有効期限が過ぎるとインターネットができない
使い切りWiFiは購入したデータ容量の有効期限が切れると、まだ余っていたとしてもインターネットの接続はできません。
もし、1年間でデータ容量を使い切る自信がないなら、小容量で安い月額制のポケット型WiFiを契約するのがおすすめです。
月額制のポケット型WiFiのhi-ho Let’s WiFiでは、当月に使った月間データ容量にあわせて毎月の料金が変動する従量制のプランを提供しています。
あまりポケット型WiFiを使わなかった月は月額1,590円で抑えられ、たっぷりインターネットをした月も月額3,790円以上はかかりません。
端末は「ギガセットWiFi」や「サムライチャージWiFi」と同じNA01を13,200円の分割払い(550円×24回)で購入しますが、キャンペーンにより端末代金相当額が毎月割引されるので実質無料で手に入ります。
その他にも月額制のポケット型WiFiで必要なデータ容量にあわせてお得に契約できるサービスがあるので、比較記事もあわせて読んでみてください。
端末は必ず買取になる
使い切りWiFiは端末とデータ容量をまず購入しなくてはいけないので、短期間だけ使いたい場合は経済的ではありません。
すでに端末を購入している場合はチャージして使えますが、初回は20,000円前後の費用がかかります。
半年以下など短期で使いたいなら、契約期間の縛りがないポケット型WiFiで端末を無料レンタルできる契約先がおすすめです。
使い切りWiFiがおすすめな人
使い切りWiFiのメリットや注意点を説明しましたが、結論として使い切りWiFiがおすすめなのは以下に当てはまる人です。
のちほど、逆に使い切りWiFiがおすすめできない人も説明するのでご覧ください。
毎月のデータ消費量に差がある人
使い切りWiFiは最初に1年分のデータ容量を購入してしまうので、有効期限内であればどのタイミグでどれくらい使うかは自由です。
ポケット型WiFiを使用する時や消費するデータ容量が月によって差があるという方は、使い切りWiFiを選ぶと使い勝手がいいでしょう。
旅行や出張が多い人
自宅にいる時は光回線やホームルーターなどの固定回線がある一方で、旅行や出張など家を空けることも多いという方に使い切りWiFiはおすすめです。
基本的には自宅でのインターネット回線を利用し、移動先でのみ使い切りWiFiを使えば無駄がありません。
また、旅行や出張時には短期間のレンタルポケット型WiFiも利用できますが、帰国後に端末を返却しなくてはいけません。
使い切りWiFiを持っておけば急な出張などでも手続き不要で持ち運べて、端末返却などの手間がかからないのは大きなメリットです。
レンタルではなく自分専用のポケット型WiFiが欲しい人
使い切りWiFiで購入できる端末は、すべて新品です。
購入後は当然自分のものになるので、デコレーションしたり多少傷がついても問題ありません。
月額制のポケット型WiFiではレンタル端末を使用することも多く、他人の使用感が気になったり破損や紛失で高額の弁済金を請求されるのが不安だったりする方は注意が必要です。
レンタル品ではなく自分だけのポケット型WiFiを手に入れたいとお考えの方にも、使い切りWiFiはぴったりだといえます。
使い切りWiFiがおすすめできない人
使い切りWiFiは以下のポイントに当てはまる人には、おすすめできません。
毎月使用するデータ容量が決まっているなら、月額制のポケット型WiFiを自分にあった容量で契約した方がコストは抑えられます。
また、使い切りWiFiは5G回線には対応しておらず、携帯電話キャリアの4G LTE回線のみに接続が可能です。
月額制のプランを契約して使うWiMAXは5G対応の高速通信が可能で、月額料金も実質無制限で4,000円前後が相場です。
データ容量や通信速度など重視したいポイントによって、契約先を見極めましょう!
また、短期間しかポケット型WiFiを使わないという方は契約期間の縛りがない月額制のポケット型WiFiを選ぶと安く利用できます。
使い切りWiFiに関するよくある質問
使い切りWiFiについて、よくある質問にお答えしていきましょう。
使い切りWiFiの契約を決める前に、気になっている点は解決しておいてください。
使い切りWiFiの仕組みは?
使い切りWiFiはデータ容量とセットになったポケット型WiFiの端末を購入して、インターネットを接続する仕組みです。
購入したデータ容量がなくなったら、さらに必要な分だけチャージして使うこともできます。
くわしくは【使い切りWiFiとは?】の項目で解説しているので、読んでみてください。
使い切りWiFiの端末は返却が必要?
使い切りWiFiの端末は購入するので、返却は不要です。
セットで購入したデータ容量がなくなったら端末は処分しても、チャージしてまた使ってもいいので自由に決めましょう。
使い切りWiFiでホームルーターはある?
現在のところ、データチャージして使うプリペイド式のホームルーターはありません。
使い切りWiFiで購入できるのは小型で持ち運びができるポケット型WiFiだけです。
工事不要で自宅の固定回線として使えるホームルーターを購入したい方は、以下の記事も参考にしてください。
使い切りWiFiのデータチャージの方法は?
使い切りWiFiで追加データ容量をチャージしたい時は、購入したサービスのサイトやマイページから購入が可能です。
ただし、端末を購入した会社でしかデータ容量の追加チャージができないので気を付けましょう。
【使い切りWiFiを選ぶポイント】の項目では追加チャージの料金も比較したので、使い続けることも考慮して安い購入先を選んでみてください。
使い切りWiFiのデータの有効期限はいつから数える?
使い切りWiFiのデータ容量の有効期限はどの会社も365日ですが、365日をどのタイミグからカウントするのかは購入先によって異なります。
パターンとしては「購入した日」や「端末発送の日」、「利用開始の日」など会社によって違うので購入時に確認しておきましょう。
まとめ
使い切りWiFiはプラン契約や月額料金が必要なく、端末とセットになったデータ容量を使い切るまでインターネットが使えるポケット型WiFiです。
今回は使い切りWiFiのメリットやデメリットなどを検証し、以下の方におすすめできると説明しました。
使い切りWiFiの購入先を選ぶ際には、まず料金の安さを比較したうえでご自分の使い道にあわせて端末のスペックや海外でも利用できるかを調べましょう。
主要使い切りWiFi9社を比較したうえで、以下のおすすめの購入先も紹介したのでぜひ参考にしてください。
\リユース端末を選択で最安値/ 【リチャージWiFi】 | ・リユース端末が100GB付きで16,983円 ・リユース端末+小容量10GBなら1万円以下 ・ディスプレイ付きでスタイリッシュ >リチャージWiFiの詳細を見る |
\料金の安さなら/ 【おてがるWiFi】 | ・使い切りWiFi(新品端末+100GB)で最安値 ・30GB/50GB/100GBから選べる ・海外でも利用可能 >おてがるWiFiの詳細を見る |
\チャージして使いたいなら/ 【365チャージWiFi】 | ・端末セットのデータ容量が10GB/20GB/30GB/60GB/100GBから選べる ・データチャージの選択肢も多い ・海外でも利用可能 >365チャージWiFiの詳細を見る |
\海外利用したいなら/ 【インスタントWi-Fi】 | ・海外利用の対応国は140か国 ・世界周遊プランが1,480円~ ・5GB/30GB/100GBから選べる >インスタントWi-Fiの詳細を見る |