CMや雑誌でよく見かける「http://www.●●●.com」という文字。このwwwより後ろの文字列がドメインと呼ばれるものです。 このドメインの役割は、インターネット上のコンピュータを指定するために分類された名前、いわば住所のようなものです。 例えば、「http://www.hi-ho.ne.jp/」なら、「jp」は国名、「ne」は組織の種類、「hi-ho」は組織名という構造になっています。このようにインターネット上にある世界中のコンピュータが区別されているのです。
インターネットに接続されている機器(パソコンやサーバーなど)は、「www.hi-ho.ne.jp」のようなドメインではお互いを認識できません。 それらがネットワーク上でお互いを識別するためは、機器独自の識別記号が必要なのです。その識別記号をIPアドレスと呼び、「202.224.128.14」といった数字のみの羅列で構成されています。
しかし、このIPアドレスは覚えにくく人間にとって大変扱いにくいものです。 そこで、「www.hi-ho.ne.jp」とドメインが指定された場合に、「202.224.128.14」と特定のIPアドレスにアクセスができるような仕組み(DNS=ドメインネームシステム)が考案され、覚えやすいドメインを別名として運用するようになりました。