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2024.01.31

ゲーム向けWi-Fiおすすめ5選!光回線が一択な理由、回線速度の改善法も解説

オンラインゲームを快適に楽しみたいと考えていて、どのWi-Fi(ネット回線)にしようか検討しているなら、光回線一択といえるでしょう。本記事では、ゲームには光回線がベストな理由、ゲームのプレイにおすすめな光回線5選などを解説します。

目次

ゲームに必要な光回線のPing値と速度の目安

オンラインゲームをストレスなく楽しむには、光回線のPing値と通信速度が一定の基準を満たしている必要があります。ゲームに必要なPing値と通信速度を解説します。

Ping値は15ms以下が理想的

Ping値とは、インターネットの応答速度をあらわす言葉です。具体的には、データがデバイスとサーバー間を往復する時間を指します。Ping値が低いほど往復する時間が短い、つまり応答速度が速いことを意味し、15ms以下が理想的とされます。

Ping値がゲームプレイにどのような影響を及ぼすかについては、下記表をご参照ください。

Ping値ゲームへの影響
15ms以下・快適にプレイできる
・ラグがほぼ生じない
16~50ms・問題なくプレイできる
・ラグがたまに生じる
51〜100ms・FPSで撃ち負けることがある
・ラグやプレイ中に回線落ちが生じる
101ms以上・ラグや回線落ちが頻繁に起きるため、継続してプレイするのが困難
・キャラが勝手にワープしたり、プレイ自体が少し前に戻ったりする

とくに、シューティングゲームのFPSやTPSは動きが大きいため、レスポンス速度が重要とされます。そのため、これらのゲームでは通信速度よりもPing値が重視されるのが一般的です。一方、FPS・TPS以外のRPGやアドベンチャー系などは、Ping値が30ms以下であれば十分プレイを楽しめます。

関連記事:ping値とはサーバーまでの往復時間!目安や測定・改善方法を紹介

ダウンロード速度は100Mbps以上が理想

動きが大きく複数名で楽しむようなFPSやTPS、対戦型のスポーツゲームであれば、ダウンロード速度は最低でも70Mbpsは必要です。100Mbp以上あると理想的といえるでしょう。

ダウンロード速度とは、インターネットにおけるサーバーからデータを受信する際の速度のことです。「下りの速度」と呼ばれることもあります。ダウンロード速度は、とくに動画の視聴やホームページの閲覧で重視されます。

現在のゲームは、プレイ中に消費するデータ通信量が、限りなく少なくなるように調整されているものがほとんどです。しかし、あまりにもダウンロード速度が遅いと、ゲームのプレイに支障が出てしまうでしょう。FPS・TPS系のゲームの場合、高い画質と激しい動きを両立させるため、それなりのダウンロード速度が必要になります。

RPGやシミュレーションゲーム、育成ゲームなど、比較的動きが少ないゲームについては、ダウンロード速度は30Mbps程度あれば問題なくプレイできます。

関連記事:Mbps・Gbpsとは?通信速度の目安や改善方法などをわかりやすく解説

アップロード速度は30Mbps以上があると便利

オンラインゲームをプレイするだけであれば、アップロード速度はそれほど必要ありません。アップロード速度とは、機器からインターネット上のサーバーにデータを送信するときの速度のことです。

一般的な目安としては、10Mbps以上あれば十分でしょう。ただし、ある程度のアップロード速度がないと、ほかの参加者から見て、キャラクターがスムーズに動いていないという状況が起こる可能性があります。

さらに、ゲームのプレイに加えてリアルタイムでゲーム実況も行う場合は、30Mbps以上確保できるのが理想的です。ゲーム実況においては、アップロード速度が遅いと視聴者側の映像が停止したり、読み込みに時間を要したりする場合があるためです。

関連記事:プロゲーマーが求める回線速度とは?光回線がおすすめな理由も解説

ゲームをするならWi-Fiは光回線がベストな理由

オンラインゲームをする場合、Wi-Fiは光回線一択といえます。

そもそもWi-Fiとは、ケーブルを使わず機器同士をネットワーク接続する「無線LAN」の規格のことです。「LAN」とは、PCやスマホなどの機器を相互に接続したり、インターネットに接続したりするための仕組みを指します。無線LAN(Wi-Fi)に対し、LANケーブルで機器同士を有線接続する方法を「有線LAN」と呼びます。

光回線とは、光ファイバーを利用した通信回線のことです。光ケーブルを部屋に直接引き込み、機器を通してゲーム機まで有線接続できます。オンラインゲームに光回線がおすすめな理由は、主に以下の4つです。

  • Ping値が低い
  • 通信速度が速い
  • 容量制限がない
  • 通信の安定性が高い

それぞれの理由を解説します。

Ping値が低い

光回線は、ほかのWi-Fiであるホームルーターやポケット型Wi-Fiに比べ、Ping値が低いことが特徴です。

ホームルーターとは、モバイル回線によってインターネットに接続する自宅用のルーターのことです。コンセントに差し込むだけで、インターネット通信ができるようになります。また、ポケット型Wi-Fiは、インターネットに接続するとどこでもWi-Fiが利用できる、持ち運び可能な小型の無線LANルーターのことです。

Ping値が高いとインターネット通信の応答速度が遅くなり、低いと応答速度が速くなります。動きが激しく、一瞬の動作の遅れが撃ち負ける要因になってしまうFPSやTPSなどのゲームでは、Ping値は15ms以下であることが望ましいでしょう。

応答速度が遅いために画面と操作にズレが生じ、ゲームでの戦闘に負けてしまう状況を避けるには、光回線の選択をおすすめします。

通信速度が速い

通信速度が速いことも、光回線がオンラインゲームに適している理由の1つです。光回線は電柱から光ファイバーを引き込むため、有線で大容量の高速通信が可能です。これに対して、ホームルーターやポケット型Wi-Fiは無線で通信する仕組みであるため、外部からの電波干渉を受けやすく、通信速度にも影響を及ぼします。

FPSやTPSなどの激しい動きのシューティングゲームでは、ある程度の通信速度が維持できないと、途中でインターネット通信が切断したり、画面が止まってしまったりします。

容量制限がない

光回線には、データ通信に関する容量制限がありません。容量制限がない点も、光回線がオンラインゲームに適した理由として挙げられます。光回線であれば容量制限を気にせずに、思いきりオンラインゲームを楽しめるでしょう。

ホームルーターやポケット型Wi-Fの多くは、月間に利用できるデータ容量の上限が設定されています。そのため、上限を超えてデータを使うと速度制限の対象となり、128kbps〜1Mbps程度の低速での通信になってしまう可能性が高いです。

オンラインゲームを楽しむには、ダウンロード速度が少なくとも30Mbps以上あることが求められるため、速度制限の対象になってしまうと、その間はゲームプレイを諦めなければなりません。いつでもオンラインゲームを楽しむには、データ容量の制限がない光回線がおすすめです。

通信の安定性が高い

光回線は、電柱から室内に直接光ファイバーを引き込むため、ほかのWi-Fiであるホームルーターやポケット型Wi-Fiよりも、通信の安定性が高い点も強みです。

一方、ホームルーターやポケット型Wi-Fiは、機器に内蔵されたアンテナで電波をキャッチして通信を行う無線方式です。このため、ほかの電波の干渉を受けやすく、利用環境や時間帯によっては通信が安定しない傾向があります。インターネット通信が安定している状態であれば、ゲームプレイ中にラグが原因での撃ち負けを防げます。

ゲームのプレイにおすすめな光回線5選

ゲームをプレイするのにおすすめな光回線は、以下の5つです。

  • hi-ho with games
  • ドコモ光
  • フレッツ光
  • auひかり
  • NURO光

それぞれの特徴を解説します。

関連記事:オンラインゲームにおすすめの光回線とは?回線の選び方もご紹介

関連記事:【おすすめ】PCのオンラインゲームもできる一人暮らし向けネット回線5選

hi-ho with games

【基本情報】

最大速度1Gbps
※10Gbpsのクロスプランあり
通信方式IPv6_IPoE方式
契約期間2年間(自動更新あり)
提供エリア全国
契約事務手数料3,300円

【費用】

戸建てマンション
月額料金6,160円4,840円
工事費用22,000円22,000円

hi-ho with gamesは、低Ping値でラグの発生率が低く、プロゲーマーに支持される光回線です。強みは、主に以下の4点です。

  • 専用帯域を確保している
  • 低Ping値でラグを防ぐ
  • エリアカバー率が96.9%にも及ぶ
  • 最大速度10ギガのプランも選択できる

専用帯域の確保によって、混雑しやすい時間帯でも安定した高速通信を維持します。また、低Ping値を実現しラグの発生を抑えるため、ストレスなく快適にオンラインゲームを楽しめるでしょう。

次世代のインターネット方式である「IPv6_IPoE接続サービス」により、夜間や休日でも回線が不安定になりにくいことも強みです。全国エリアカバー率が96.9%と圧倒的に高く、どこに住んでいても利用できる可能性が高いこともメリットです。

一瞬の動作の遅れが勝敗を決めるオンラインゲームでは、回線速度の速さとPing値の低さは欠かせません。ゲームに特化した高速光通信hi-ho with gamesなら、最高のパフォーマンスを引き出せるでしょう。

高速光回線hi-ho with gamesで、ラグのストレスを感じることなくオンラインゲームを楽しみましょう。

ドコモ光

【基本情報】

最大速度1Gbps
※「ドコモ光10ギガ」プランは10Gbps
通信方式IPv6_IPoE方式
契約期間「2年定期契約/定期契約なし」から選択可能
提供エリア全国
契約事務手数料3,300円

【費用】

戸建てマンション
月額料金5,720円
(1ギガタイプA・C/2年定期契約の場合)
4,400円
(1ギガタイプA・C/2年定期契約の場合)
工事費用22,000円22,000円

ドコモ光は、NTTドコモが提供する光回線です。ドコモユーザーであれば、ドコモ光セット割が適用になるためかなりお得といえるでしょう。

10ギガプランを契約すると、最大速度10Gbpsの高速光通信を利用できます。ただし、提供エリアは順次拡大中ではあるものの、一部エリアに限られることに注意しましょう。

ドコモ光は、プロバイダを自分で選べることも特徴です。光回線の通信速度は、プロバイダの影響を大きく受けます。ストレスを感じることなくオンラインゲームを楽しみたい場合は、適したプロバイダ選びが求められます。

光回線はドコモ光を契約しプロバイダのみを選ぶ場合、hi-ho with gamesのプロバイダがおすすめです。今なら「hi-ho with games スタート応援キャンペーン」で、利用開始日を含めた31日間月額料金が無料になります。

関連記事:プロバイダとはなに?その意味や役割・選び方のポイントなどを解説

フレッツ光

【基本情報】

最大速度1Gbps
※10Gbpsプランあり
通信方式申し込みによりIPv6_IPoE方式が利用可
契約期間なし
提供エリア全国

【費用】

戸建てマンション
月額料金5,940円
(定額プランの場合)
3,355円
(定額プランの場合)
工事費用22,000円22,000円

フレッツ光は、NTT東日本と西日本が設置・管理している光回線サービスです。全国エリアカバー率は96.9%を誇ります。

フレッツ光の強みとして、サポート体制が手厚いことが挙げられます。開通後の設定や使用中の不明点などに対して、担当者の丁寧なサポートを受けられるため、はじめて光回線を利用する方でも安心です。

フレッツ光も、プロバイダを別途契約しなければなりません。オンラインゲームを快適に楽しみたい場合は、hi-ho with gamesのプロバイダを選ぶとよいでしょう。 遅延やラグの発生を抑えて、オンラインゲームをプレイできます。

auひかり

【基本情報】

最大速度1Gbps
※10Gbpsプランあり
通信方式申し込みによりIPv6_IPoE方式が利用可
契約期間2年もしくは3年
(契約期間なしのプランもあり)
提供エリア北海道、東北、関東、甲信越、北陸、中国、四国、九州※関西エリアと中部エリアは対応外
契約事務手数料3,300円

【費用】

戸建てマンション
月額料金5,610円
(ずっとギガ得プラン/1年目の場合)
4,180円
(タイプV/16契約以上の場合)
工事費用41,250円33,000円

auひかりは、KDDIが提供する光回線です。他社とシェアをしていない独自回線を利用しているため、通信混雑が起きにくく、安定した高速通信を維持します。そのため、夜間や休日にオンラインゲームをする場合でも、ラグに悩まされることなく快適にプレイできるでしょう。

auあるいはUQモバイルのユーザーは、auひかりに加入すればスマホセット割で、毎月最大1,100円お得になります。

関西エリアと中部エリアは対象エリア外であるなど、対象範囲がやや限定的であり、全国で使えるわけではないことが、auひかりのデメリットとして挙げられます。

auひかりの提供エリア外の地域にお住まいの方は、全国エリアカバー率が圧倒的に高い、hi-ho with gamesがおすすめです。ゲームに特化した高速光回線のため、ストレスなくゲームを楽しめるでしょう。

NURO光

【基本情報】

最大速度2Gbps
※10Gbpsプランあり
通信方式IPv6_IPoE方式
契約期間2年もしくは3年
(契約期限なしプランもあり)
提供エリア北海道・東北・関東・東海・関西・中国・九州※宮城県は10ギガのみ提供※提供エリアの都道府県でも、市区町村によっては利用できない場合あり
契約事務手数料3,300円

【費用】

戸建てマンション
月額料金5,200円
(3年契約の場合)
2,090~2,750円 
(3年契約の場合)
※マンション利用人数により変動
工事費用4,4000円44,000円

基本プランの最大速度が2Gbpsで、独自回線を利用しているために実測値も速いのがNURO光です。スマホがNUROモバイルならスマホ代が1年間無料、ソフトバンクなら毎月1,100円割引になるスマホ割の対象になります。

最大速度が強みのNUROひかりですが、提供エリアが全国ではない点がデメリットです。都道府県が提供エリア内でも、すべての市区町村で利用できるわけではないことに注意しましょう。

NUROひかりの非対応エリアにお住まいで、ラグを抑えてオンラインゲームを楽しみたい方は、全国エリアカバー率が圧倒的に高い、hi-ho with gamesの検討を視野に入れましょう。プロゲーマーにも支持される高速光回線のため、本気でゲームを楽しみたい方におすすめです。

ゲームにイチオシな光回線はhi-ho with games

オンラインゲームを楽しみたい方が選ぶべき光回線としては、hi-ho with gamesがイチオシです。その理由は、主に以下の4点です。

  • with games専用帯域によって遅延が少ない
  • 低Ping値でラグを抑えられる
  • エリアカバー率96.9%を誇る
  • 最大10ギガのプランも選択可能

hi-ho with gamesがおすすめな理由を解説します。

with games専用帯域によって遅延が少ない

hi-ho with gamesの特徴として、専用帯域を持っているため遅延が少ない点が挙げられます。帯域とは、データ通信に使用する周波数の範囲を指し、帯域の幅が広いほうが一度に多くのデータ通信を行うことが可能です。

一般的な光回線は、各事業者のユーザーが同じ帯域を利用します。それにより、ユーザーの利用が集中すると回線が混雑してしまい、回線速度が低下しやすくなります。

しかし、hi-ho with gamesであれば専用の帯域を確保しているため、他社のユーザーが増えた場合でもその影響を受けず、安定した速度の維持が可能です。その結果、夜間や休日でも、ラグを原因とするゲームで撃ち負ける確率を下げられるでしょう。

低Ping値でラグを抑えられる

低Ping値でラグを抑えられることも、hi-ho with gamesがオンラインゲームにイチオシである理由の1つです。Ping値が高いと、頻繁に遅延が起きてしまいゲーム中にラグが生じてしまいますが、低Ping値のhi-ho with gamesであれば、その心配はありません。

hi-ho with gamesの回線でVALORANTをプレイした際の平均のPing値は、7.5msです。ユーザー数が増え混み合う夜間の時間帯であってもPing値が10msを下回り、ストレスなく快適にオンラインゲームを楽しめます。

エリアカバー率96.9%を誇る

hi-ho with gamesのエリアカバー率は96.9%を誇り、一部の離島や山岳地を除き、全国どこでも利用できます。これほどまでにカバーするエリアが広いのは、NTTが敷設した光回線を使ったサービスであることが理由です。

ゲームに適した光回線は、その多くが独自回線であるため、提供エリアが限定される傾向にあります。そのため、たとえば独自回線であるauひかりやNURO光が利用できない方は、hi-ho with gamesの利用を検討することをおすすめします。全国に対応しているため、引っ越しした先でも継続して安定したネット環境を維持できるでしょう。

最大10ギガのプランも選択可能

hi-ho with gamesでは、最大10Gbpsに対応したクロスプランも提供しているため、さらに快適に高速通信を楽しめます。hi-ho with gamesであれば通常プランであっても、十分快適にオンラインゲームをプレイできます。しかし、その10倍の速さを誇る回線を利用することで、より満足度の高いゲーム環境を手に入れられるでしょう。

少しでも通信速度にこだわりたい方は、クロスプランへの加入を視野に入れることをおすすめします。ゲームに特化したhi-ho with gamesによって、快適にオンラインゲームを楽しんでみてはいかがでしょうか。

【デバイス別】ゲームに使うWi-Fiの速度の計測方法

使用中のインターネットの通信速度が遅いと感じるときは、速度を計測してみることをおすすめします。ただ遅いと感じるだけなのか、オンラインゲームに必要な数値を満たしていないのかが判断でき、適切な対策を講じられるためです。

ここでは、「PC」「Switch」「PS5・PS4」「Xbox」のデバイス別に、Wi-Fiの速度を計測する方法をご紹介します。

PC

PCでオンラインゲームをする場合、速度計測を行うなら「Speedtest」や「Fast.com」などが便利です。ここからは、「Speedtest」の使い方をご紹介します。

まず、Speedtestのリンクを開いてください。すると、以下のような画面が表示されます。

画面中央にある「GO」のボタンをクリックするだけで、回線速度の計測がスタートするため、結果が出るまで待ちましょう。

30秒程度待つと、以下のようにダウンロード速度とアップロード速度、Ping値が表示されます。

引用:Speedtest

Switch

Switchでオンラインゲームをする場合は、Switchに搭載されているスピードテスト機能を使ってWi-Fiの速度を計測できます。

はじめにSwitchを起動し、ホームメニューから「設定」のアイコンを選択しましょう。次に、設定画面の「インターネット」から「接続テスト」を選択すれば、通信速度を確認できます。

上記の方法では、Ping値の計測はできません。Ping値を確認したい場合は、PCやスマホを使い、スピードテストサイトで計測するのがおすすめです。

関連記事:Switchでの通信速度の目安は?確認方法や回線速度の向上策を解説

PS5・PS4

PS5やPS4でオンラインゲームをしている方は、以下の手順でPS5・PS4に接続されているWi-Fiの実測値を確認することが可能です。

まずホーム画面で「設定」を選択します。その後、以下のように「ネットワーク」>「インターネット接続を診断する」の順番に選びましょう。

「インターネット接続を診断する」という画面に変わり、ダウンロード速度とアップロード速度が表示されます。

Switchと同様にPing値の計測はできないため、Ping値を計測する際は、PCやスマホからスピードテストサイトを利用して計測しましょう。

関連記事:【PS5】通信速度の目安は?ゲームごとの推奨速度や回線速度を上げる方法

関連記事:PS4の回線速度の目安を紹介!通信速度の確認方法や速くする方法も説明

Xbox

XboxのWi-Fi実測値を計測する場合は、まず、コントローラーのXboxボタンを押し、「プロファイルとシステム」を選択してください。

続いて、「設定」>[全般]>「ネットワークの設定」と進み、「ネットワーク速度テストと統計情報」を選択すれば、Wi-Fiの速度が確認できます。

光回線以外のWi-Fiで選ぶなら?ケース別のおすすめ

ゲーム中のラグを防ぎ快適にプレイしたいなら、通信速度やPing値、通信の安定性などの観点から、光回線を選択するのがおすすめです。ここでは、ポケット型Wi-Fiとホームルーターが適しているケースと、それぞれのメリット・デメリットを解説します。

外出先でもゲームをするならポケット型Wi-Fi

ポケット型Wi-Fiは、光回線に比べると通信速度が遅く通信が安定しないため、自宅でオンラインゲームをするのにはあまり向いていません。

外出先やWi-Fiスポットがない場所でもオンラインゲームをしたいときに便利なのが、ポケット型Wi-Fiです。出先であっても、パソコンやタブレット、ゲーム機などをインターネットに接続してオンラインゲームを楽しめます。

ポケット型Wi-Fiのメリット

ポケット型Wi-Fiでオンラインゲームをするメリットは、主に以下の2点です。

  • 外出先でもゲームができる
  • 開通工事が不要

ポケット型Wi-Fiは、持ち運びが可能であることが魅力です。外出先でもオンラインゲームをしたい場合は、ポケット型Wi-Fiを使うことを推奨します。

また、開通工事が不要なことも、ポケット型Wi-Fiのメリットです。自宅にポケット型Wi-Fiが届き次第、簡単な設定をすればすぐにインターネットが利用できます。

ポケット型Wi-Fiのデメリット

持ち運びができ、どこでもインターネットが使えることが魅力のポケット型Wi-Fiですが、デメリットもあります。ポケット型Wi-Fiのデメリットとして挙げられるのは、以下の3点です。

  • 通信速度が遅くゲームに支障が出る場合がある
  • 通信がやや不安定である
  • データ容量が足りなくなる可能性がある

ポケット型Wi-Fiは光回線に比べると通信速度が遅く、とくにFPSやTPSなどの高画質かつ動きの激しいジャンルのゲームには向いていません。さらに、通信の安定性がやや不安定であるため、一瞬の動作の遅れが命取りになるようなゲームでは、結果を出すのが難しいといえるでしょう。

また、使用できるデータ容量の上限が設定されていることが多いため、時間を気にしながらゲームをする必要があります。

工事不要のWi-Fiならホームルーター

工事不要で比較的インターネット通信が安定しているWi-Fiを希望する場合は、ホームルーターがおすすめです。ホームルーターは、モバイル回線を利用してインターネットに接続する自宅用のルーターのことです。

ホームルーターのメリット

ホームルーターは、主に以下の3点がメリットとして挙げられます。

  • 開通工事をする必要がない
  • 光回線よりも月額利用料金が安い傾向にある
  • ポケット型Wi-Fiよりも通信が安定している

ホームルーターは、設置してコンセントに繋げば、すぐにインターネットが利用できるようになります。光回線のように開通工事を行う必要がないため、賃貸住宅などで工事ができない場合に便利です。早ければ、契約したその日からオンラインゲームを楽しめるでしょう。

また、光回線よりも月額利用料金が安い傾向にある点や、ポケット型Wi-Fiと比較して、通信が安定している点もメリットといえます。

ポケット型Wi-Fiとホームルーターのいずれも無線のモバイル通信方式です。そのため、通信の安定性における条件は同じようにみえます。しかし、ホームルーターはコンセントから直接電力を取っており、さらに据え置き用のアンテナも備えているため、ホームルーターに軍配が上がります。

ホームルーターのデメリット

ホームルーターのデメリットとして挙げられるのは、主に以下の2点です。

  • 光回線よりも通信の速度が遅く安定性が低い
  • 外出先で使用できない

光回線が自宅内に直接引き込んだケーブルを使っているのに対し、ホームルーターは基地局から受信した電波を利用してデータの送受信を行います。そのため、通信速度や安定性は光回線よりも劣ってしまう傾向があります。

RPGや育成ゲームなどは問題なくプレイできるものの、FPSやTPS、対戦型のスポーツゲームなどではプレイに影響が出る可能性がある点に注意が必要です。

加えて、ポケット型Wi-Fiのように気軽に持ち運びができない点も、デメリットの1つといえるでしょう。

ゲーム中にWi-Fiが遅くなる5つの原因

ゲーム中にWi-Fiが遅くなってしまい、対戦に負けて悔しい思いをしたことがある方もいるでしょう。ゲーム中にWi-Fiが遅くなる原因として挙げられるのは、主に以下の5つです。

  • ゲームサーバーのトラブル
  • Wi-Fiの通信速度が遅い
  • プロバイダの通信安定性が低い
  • PCの処理能力が追いついていない
  • ルーターやLANケーブルに問題がある

それぞれの原因を解説します。

関連記事:オンラインゲームにおすすめの光回線とは?回線の選び方もご紹介

ゲームサーバーのトラブル

ゲーム側のサーバーが不安定になっていることで、タイムラグが起こってしまうケースがあります。ユーザーがサーバー側のトラブルに対して、できることはありません。一時的なものであり、ある程度の時間が経てば復旧する場合がほとんどのため、それまで待つようにしましょう。

Wi-Fiの通信速度が遅い

そもそも、利用しているインターネット回線の速度が遅いと、オンラインゲームでのプレイに不具合が生じやすくなります。

一般的なオンラインゲームは、通信速度が30Mbps以上であれば快適にプレイできると考えられます。しかし、FPSやTPS、対戦型のスポーツゲームなど一部のジャンルについては、実測で100Mbps程度の速度を確保できることが理想です。まずは、実測でどの程度の速さが出ているのか、確認してみることをおすすめします。

関連記事:Wi-Fiが遅いときの対処法を解説|原因や速度を改善するためのポイント

プロバイダの通信安定性が低い

プロバイダのユーザー数や通信方式によって、通信安定性が低くなることがあります。プロバイダとは、回線をインターネットにつなげる接続事業者のことです。

プロバイダのユーザーが多いと、プロバイダが管理するサーバーが混雑し、通信が不安定になる傾向にあります。とくに夜間や休日はユーザー数が多く、通信の安定性が損なわれる可能性が高いです。

また、プロバイダの接続方式が現在の主流であるIPv4 (PPPoE)方式の場合も、アクセス集中時に通信が不安定になりやすいといえるでしょう。IPv4で割り当てられるIPアドレスは枯渇傾向にあることや、PPPoEは「網終端装置」を経由することがその原因です。

プロバイダの処理能力が追いつかないと、高速の光回線を契約していても、インターネットを快適に使えない状況になりかねません。

関連記事:プロバイダとはなに?その意味や役割・選び方のポイントなどを解説

PCの処理能力が追いついていない

PCの処理能力が追いついていないために、ゲーム中にWi-Fiの速度が遅いと感じることもあります。PCの買い替えを何年もしておらず、インターネットが遅いと感じるような場合は、PCの買い替えをおすすめします。快適にゲームをしたいと考える方は、より性能の高いゲーミングPCの購入を検討してもよいでしょう。

ルーターやLANケーブルに問題がある

ルーターやLANケーブルの劣化や故障も、Wi-Fiが遅くなる原因の1つです。使用中のルーターやLANケーブルが古い場合は、新しいものに買い替えるのも手です。

そのほか、ルーターに接続している機器が多いことが原因で、回線の速度が遅くなっている可能性もあります。また、LANケーブルの長さが通信速度に影響していることも考えられます。一般的には、LANケーブルの長さは短いほうがよいとされていることを押さえておきましょう。

ゲーム中のWi-Fi速度を改善する9つの方法

ゲーム中のWi-Fi速度を改善する方法としては、主に以下の9つが挙げられます。

  • PCやゲーム機を再起動する
  • 有線接続にする
  • IPv6(IPoE)方式で接続する
  • 速度制限されていないか確認する
  • Wi-Fiの周波数を変える
  • ルーターの場所を移動する
  • ルーターの規格を確認する
  • LANケーブルを新しくする
  • LANケーブルの差し込みを確認する

それぞれの方法を確認しましょう。

関連記事:Wi-Fiが遅いときの対処法を解説|原因や速度を改善するためのポイント

PCやゲーム機を再起動する

PCやゲーム機を再起動すると、ゲーム中のWi-Fi速度が改善される場合があります。たとえば、PCであれば再起動することで起動中のプロセスが終了するため、RAMメモリが綺麗になり、重い状態をリセットする効果が見込まれます。

通常、PCやゲーム機は、Wi-Fiルーターと異なり、1日中起動しているものではありません。しかし、長時間起動し続けているような場合は、再起動を試してみる価値があるでしょう。

有線接続にする

無線Wi-Fiを使用してオンラインゲームをしている場合、有線接続に切り替えることも、Wi-Fi速度を向上させるために効果的な方法です。

無線Wi-Fiによる接続は、電子レンジやテレビなどの家電による電波干渉を受ける可能性があります。それにより、通信が不安定になってしまいやすいといえるでしょう。

一方、LANケーブルをはじめとした有線接続は電波干渉を受ける可能性が低いため、無線Wi-Fiから有線接続に切り替えることで、通信速度が改善する可能性が高まります。

IPv6(IPoE)方式で接続する

IPv4(PPPoE)からIPv6(IPoE)方式での接続に変更することで、Wi-Fi速度の向上が見込めるでしょう。IPv4とIPv6のいずれも、IPアドレスの規格のことです。IPアドレスとは、ネットワークに接続されたPCやサーバーなどの通信機器を識別する番号を指します。

IPv4とIPv6の速さに違いがあるのは、「IPv4」あるいは「IPv6」自体に要因があるわけではありません。速さの違いは、IPv4は「PPPoE」、IPv6は「IPoE」という通信方式を用いることに起因しています。

IPv4に使用されるPPPoE方式は、インターネットに接続する際、必ず網終端装置を経由しなければなりません。網終端装置が処理できる情報量には限界があるため、とくに多くの利用者が集中する時間帯において、速度遅延が発生してしまいます。

一方で、IPv6に使用されるIPoE方式では、網終端装置を経由せずに直接インターネットに接続できるため、混雑が起きにくいことが特徴です。IPv4方式に比べて、安定した回線速度が維持できるしくみになっています。

関連記事:「IPv4 over IPv6」とは?OSやサイトでの確認方法も解説

速度制限されていないか確認する

ホームルーターやポケット型Wi-Fiを使っていてゲーム中のWi-Fi速度が遅いと感じたら、使用しているインターネット回線が速度制限されていないかどうか、確認してみましょう。

光回線は、使えるデータ容量に上限がないため、速度制限がかかることはありません。しかし、ホームルーターやポケット型Wi-Fiの場合は、データ通信量に制限があるプランを契約している場合があります。

データ通信量に制限のあるプランであるにもかかわらず、決められた基準量を超えてデータ通信をしてしまうと、速度制限の対象になってしまうでしょう。ほとんどの場合、契約しているインターネット事業者のホームページ上にある「マイページ」のような場所で、状況を確認できます。

なお、実質無制限のホームルーターやポケット型Wi-Fiを契約していても、大容量のデータ通信を行うと、速度制限がかかる場合があります。長時間オンラインゲームをする場合などは、注意しましょう。

Wi-Fiの周波数を変える

Wi-Fi速度が遅い場合は、Wi-Fiの周波数を変えるだけで、速度が改善することがあります。Wi-Fi接続の場合、利用できる周波数は2.4GHzと5GHzです。それぞれの周波数には違いがあるため、状況に応じて選択をすると通信速度が向上する可能性があります。

2.4GHzは、電波が遠くまで届きやすく障害物に強いことが特徴です。一方で、2.4GHzの周波数の電波を発する機器が多いため、電波干渉を受けやすい点がデメリットです。

これに対して5GHzは、Wi-Fi専用の帯域であるため電波干渉を受けにくく、通信が安定しやすい点がメリットといえるでしょう。その反面で障害物に弱く、ルーターとの距離が遠い場所でゲームをする場合は、通信が不安定になってしまうことに注意しなければなりません。

したがって、広い空間やルーターから離れた場所でオンラインゲームをプレイする場合は、2.4GHzの周波数を選択するとよいでしょう。5GHzの周波数を選択するのが適しているのは、ルーターとの距離が近い場所でオンラインゲームをするケースです。

ルーターの場所を移動する

ルーターの場所を移動してみるのも、Wi-Fi速度が遅いときに効果が見込める対処法の1つです。とくにWi-Fiの周波数が5GHzの場合は、ルーターとPCやゲーム機の距離が離れていると、通信が安定しにくいため、ルーターの近くに動かしてみましょう。

Wi-Fiの電波は、ルーターを中心に球体状に飛びます。そのため、部屋の隅々までWi-Fiの電波を飛ばしたいなら、なるべく部屋の中心にルーターを置くのが望ましいでしょう。部屋のインテリアに馴染まないという理由で、棚の中に隠したり、本棚の本と本の間にされげなく置いたりしてしまうと、電波が遮断されて通信が不安定になりかねません。

そのほか、ルーターの場所を大きく動かさなくても、少し向きを変える程度でWi-Fi速度や安定性が改善されることもあります。ぜひ、試してみてください。

ルーターの規格を確認する

ゲーム中にWi-Fi速度が遅いと感じたら、ルーターの規格を確認し、必要に応じて買い替えることもおすすめです。

ルーターを購入してから何年も経っているような場合は、ルーターの規格が古くなっているでしょう。ルーターの規格は新しいほど通信量が多く、通信速度が速くなります。古い規格のルーターを使用し続けていると、新しい通信規格に対応できず、最大速度も新しい規格のルーターに比べて制限されてしまいます。通信規格とは、異なる通信機器同士が共通の手順で通信するためのルールのことです。

このような場合、たとえ光回線の通信速度が速いプランを契約していても、その速さを活かしきれていない可能性があるため、ルーターの買い替えを検討しましょう。

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LANケーブルを新しくする

有線で接続している場合は、LANケーブルの規格が通信速度に影響していることも考えられます。PCの性能に問題がなく、通信障害の可能性もないにもかかわらず、Wi-Fi速度が遅いケースでは、LANケーブルの規格に問題があることが珍しくありません。

LANケーブルは、「カテゴリ」という規格で分類されています。LANケーブルのカテゴリごとの最大通信速度は、以下のとおりです。

カテゴリ最大通信速度
CAT5100Mbps
CAT5e1Gbps
CAT61Gbps
CAT6A10Gbps
CAT710Gbps
CAT7A10Gbps
CAT840Gbps

光回線を利用している場合は、「CAT6以上」の規格のLANケーブルを選ぶことがおすすめです。たとえば、契約している回線の最大通信速度が10Gbpsであっても、LANケーブルの規格が「CAT6」だと回線速度は最速でも1Gbpsとなり、せっかくの高速通信が活かしきれません。

使用中のLANケーブルの規格については、ケーブル本体に印字されていることが多いため、確認しましょう。

LANケーブルの差し込みを確認する

ゲームをしていて、通信速度が遅いと感じたら、LANケーブルの差し込みを確認してみるのもおすすめです。パソコンのLAN端子とケーブルの差し込みが甘い場合も、通信速度に影響を及ぼしていることがあります。差し込みが甘くなっていても気づきにくい場合もあるため、一度確認してみるとよいでしょう。

ゲーム中のWi-Fiが遅いなら回線の乗り換えがおすすめ

ゲーム中にWi-Fi速度が遅いと感じたり、突然切断したりしてプレイに影響が出てしまい、困っている方もいるでしょう。もしもポケット型Wi-Fiやホームルーターを利用している場合は、光回線に切り替えることを検討しましょう。

すでに光回線を使っていて、Wi-Fi速度を改善したいときは、本記事でご紹介したいくつかの方法を試してください。それでも状況が変わらない場合は、回線の乗り換えを視野に入れることをおすすめします。

とくに、FPSやTPSなど、一瞬の動きの遅れが勝敗を決めてしまうようなオンラインゲームで確実に勝ち続けるためには、ゲームに特化した高速光回線が適しています。

hi-ho with gamesは、プロゲーマーにも支持される速さと応答速度を誇る、ゲームに特化した高速光回線です。専用帯域によって、回線が混み合う時間帯でもストレスなくゲームを楽しめます。また、全国エリアカバー率が96.9%にも上るため、住んでいる場所にかかわらず利用できる可能性が高いです。

この機会にぜひ、hi-ho with gamesの圧倒的な速さを体感してください。

ゲームを快適に楽しめる光回線を選ぼう

オンラインゲームを快適に楽しむには、ゲームに適した光回線を選ぶのが得策です。回線速度や応答速度はもちろん、専用帯域を持っている、あるいはエリアカバー率が広い回線を選ぶとよいでしょう。

本記事を参考に、どの時間帯であってもストレスなくゲームが楽しめる、理想的な回線選びをしてください。

回線速度