オンラインゲーム中にラグやカクつきが生じないようにするには、ゲーム向けの光回線を選ぶことをおすすめします。ゲーマーが重視するのは回線速度だけではなく、Ping値も重要であることを押さえておくことも大切です。本記事では、オンラインゲームにおすすめの光回線7選をご紹介します。ゲーム回線の選び方も解説するので、ぜひ参考にしてください。
目次
オンラインゲームにおすすめの光回線7選
オンラインゲームにおすすめの光回線は、主に以下の7つです。
特徴 | 最大速度 | 月額利用料金 | キャンペーン | |
---|---|---|---|---|
hi-ho with games | プロゲーマーも愛用するオンラインゲームに適した回線 | 1Gbps(10ギガプランは10Gbps) | 4,840円~ | 31日間月額料金無料~1月31日までクロス(10ギガ)プラン限定で2万円キャッシュバックキャンペーン |
ドコモ光 | 最大通信速度1Gbpsに対応 | 1Gbps(10ギガプランは10Gbps) | 4,400円~ | ドコモ光セット割他社からの乗り換えでdポイント最大11,000ポイントプレゼント |
フレッツ光 | 高速・安定で高品質。西日本エリアで一番使われている | 1Gbps(10ギガプランは10Gbps) | 4,235円~ | 【東日本】単身&かぞく応援割(戸建て+マンション 最大330円/月) |
NURO光 | 最大速度2Gbpsのゲーム向け光回線 | 2Gbps(10ギガプランは10Gbps) | 5,200円~ | 最大45,000円キャッシュバック「1年間 月額980円」特典 |
ソフトバンク光 | ソフトバンク・ワイモバイルユーザーなら「おうち割光セット」が適用される | 1Gbps(10ギガプランは10Gbps) | 4,180円~ | おうち割光セット他社からの乗り換えで発生する違約金などを最大10万円還元 |
GMOとくとくBB光 | 料金が安い。通信速度も十分速い | 1Gbps(10ギガプランは10Gbps) | 4,290円~ | 他社からの乗り換えで最大75,000円キャッシュバック |
auひかり | 平均速度500Mbpsの高速独自回線 | 1Gbps(10ギガプランは10Gbps) | 4,180円~ | 他社からの乗り換えで最大30,000円キャッシュバック |
hi-ho with games
最大速度 | 1Gbps(クロスプランは10Gbps) |
通信方式 | ・IPv6_IPoE方式 ・専用帯域を確保 |
月額料金(回線セット) | 4,840円~ |
契約期間 | 2年間(自動更新あり) |
提供エリア | 全国(NTT東・西日本フレッツ光に同じ) |
契約事務手数料 | 3,300円 |
hi-ho with gamesは、オンラインゲームに特化した光回線です。hi-ho with gamesの特徴としては、以下の4点が挙げられます。
- With games専用帯域が利用できる
- 低Ping値でラグを回避
- エリアカバー率96.9%
- 最大10ギガのプランも選択できる
hi-ho with gamesではWith games専用帯域を利用するため、低Ping値を実現しラグの発生を抑えてゲームを楽しめます。
また、次世代のインターネット方式である「IPv6_IPoE接続サービス」を導入しているため、ユーザー数が増え回線が混み合う夜間や休日に回線が不安定になりにくいのも特徴です。とにかくオンラインゲームで勝ちたい人におすすめです。
hi-ho with gamesはすべての都道府県でサービス提供がなされており、全国エリアカバー率が96.9%と非常に高いことも強みといえるでしょう。
この機会にぜひ、hi-ho with gamesの圧倒的な速さを体感してください。
ドコモ光
最大速度 | 1Gbps(「ドコモ光10ギガ」は10Gbps) |
通信方式 | IPv6_IPoE方式 |
月額料金 | 4,400円~ |
契約期間 | 2年間(自動更新あり) |
提供エリア | 全国(NTT東・西日本フレッツ光に同じ) |
契約事務手数料 | 3,300円 |
ドコモ光はNTTドコモが提供する光回線で、10ギガのプランも選択できます。スマホがドコモであればドコモ光セット割の適用になったり、新規契約や他社からの乗り換えでdポイントが付与されたりするため、ドコモユーザーやdポイントを貯めている人におすすめです。
また、ドコモ光はプロバイダを自分で選べることも特徴の1つです。プロバイダ次第で通信速度が変わるため、オンラインゲームに適したプロバイダを選ぶとよいでしょう。
光回線はドコモ光を契約していて、プロバイダのみを選ぶ場合、hi-ho with gamesのプロバイダがおすすめです。プロバイダのみの契約の場合、hi-ho with gameの月額利用料金は2,400円で、利用開始日を含めた31日間は無料で利用できます。
フレッツ光
最大速度 | 1Gbps(10ギガプランは10Gbps) |
通信方式 | 申し込みによりIPv6_IPoE方式が利用可 |
月額料金 | 4,235円~ |
契約期間 | なし |
提供エリア | 全国(NTT東・西日本フレッツ光に同じ) |
契約事務手数料 | 3,300円 |
フレッツ光は、NTT東日本と西日本が設置・管理している光回線サービスで、すべての都道府県で提供されています。全国エリアカバー率が96.9%と、非常に高いことが特徴です。
また、開通後のはじめの設定に不安がある場合や、利用中の不明点などに対して、担当者が丁寧にサポートしてくれる点もメリットです。大手の実績や安心感を求める人、サポートの手厚さを重視する人、はじめての契約で設定方法に不安がある人などが向いているといえるでしょう。
フレッツ光も、プロバイダを別途契約する必要があります。オンラインゲームを楽しみたい場合は、hi-ho with gamesのプロバイダがおすすめです。IPoE IPv4 over IPv6通信対応のプロバイダのため、IPv6通信でIPv6対応WebサイトとIPv4対応Webサイトの両方を快適に閲覧できます。 遅延やラグの発生を抑えて、高速・快適にオンラインゲームをプレイできます。
NURO光
最大速度 | 2Gbps(10ギガプランは10Gbps) |
通信方式 | IPv6_IPoE方式 |
月額料金 | 5,200円~ |
契約期間 | 2年もしくは3年 |
提供エリア | 北海道・東北・関東・東海・関西・中国・九州 ※宮城県は10ギガのみ提供※提供エリアの都道府県でも、市区町村によっては提供エリア外となる可能性あり |
契約事務手数料 | 3,300円 |
最大速度が他社の2倍で、実測値の速さにも定評があるのはNURO光です。通信速度が速いのは、NTTのフレッツ光回線ではなく独自回線を利用しているためです。通信速度が速いため、オンラインゲームのプレイはもちろん、ゲーム実況も快適に行えます。また、ゲームのアップデートが他社の回線よりも短時間で済むのも魅力といえるでしょう。
スマホとのセット割もあり、NUROモバイルならスマホ代が1年間無料、スマホがソフトバンクなら毎月1,100円割引になるスマホ割が適用になります。
また、PS5を実質無料で利用できるキャンペーンを実施中です。毎月のPS5レンタル料金分の割引が受けられます。さらに契約期間満了時に、レンタルしたPS5を15,000円程度の追加費用を支払い購入することも可能です。ただし、NURO光の申し込み時限定のオプションであるため、PS5を無料で使いたい場合はNURO光の契約と同時に申し込みをしましょう。
NUROひかりのデメリットとしては、提供エリアが全国ではないことが挙げられます。提供エリアの都道府県であっても、市区町村によっては提供エリア外になる可能性がある点に注意してください。そのためNUROひかりは、対象の提供エリアに住んでいて、通信速度を重視する人におすすめです。
ソフトバンク光
最大速度 | 1Gbps(10ギガプランは10Gbps) |
通信方式 | 光BBユニットをレンタルすれば、IPv6高速ハイブリッドIPv6 IPoE+IPv4が利用可能 |
月額料金 | 4,180円~ |
契約期間 | 2年もしくは5年(契約期間なしのプランもあり) |
提供エリア | 全国(NTT東・西日本フレッツ光に同じ) |
契約事務手数料 | 3,300円 |
ソフトバンク光は最速クラスの光回線の1つで、ソフトバンクのスマホを使っている場合に特におすすめです。ソフトバンクやワイモバイルのスマホユーザーで条件を満たせば、「おうち割光セット」の対象となり、月々のスマホ料金から最大1,650円割引されます。
また、フレッツ光と同じ回線を利用しているため、最大通信速度は1Gbpsで、フレッツ光と同じ通信品質が確保されます。さらに、戸建て向けに通信速度最大10Gbpsのプランの提供もスタートしたため、10Gbpsのプランに興味がある場合はソフトバンク光の選択肢の1つになるでしょう。ただし、現時点では東京都・大阪府・愛知県の一部地域の戸建てのみが対象です。
ソフトバンク光でも、IPv6 IPoE+IPv4の通信方式を利用することが可能ですが、そのためには月額514円の光BBユニットをレンタルする必要があります。光BBユニットのレンタルによって通信速度の向上は見込めるものの、毎月の支払額が高くなるため、IPv6接続であることを重視する場合は追加料金無しで利用できる回線を検討してもよいかもしれません。
ソフトバンク光がおすすめな人としては、ソフトバンクやワイモバイルのスマホを利用している人や、フレッツ光よりも月額利用料金を安く抑えたい人などが挙げられます。
GMOとくとくBB光
最大速度 | 1Gbps(10ギガプランは10Gbps) |
通信方式 | IPv6_IPoE方式(すでにGMOとくとくBB光を利用している場合は、プロバイダーをGMOとくとくBB「v6プラス」に変更をする必要あり) |
月額料金 | 4,290円~ |
契約期間 | なし(2022年6月30日以前の契約は2年) |
提供エリア | 全国(NTT東・西日本フレッツ光に同じ) |
契約事務手数料 | 3,300円 |
MOとくとくBB光は、契約期間の縛りがなく利用できる点が特徴です。また、月額390円のWi-Fiルーターをレンタルすれば、最大速度10ギガの回線を利用できます。GMOとくとくBB光の10ギガ回線は、東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・愛知といった一部エリアにしか対応していないものの、10ギガ回線の中ではコスパが高い点がメリットといえるでしょう。
GMOとくとく光は、格安スマホを利用していて他社の回線でセット割の対象にならない人や、コスパよく10ギガ回線などの最速クラスの光回線を契約したい人におすすめです。また、契約起案の縛りがないため、近いうちに引っ越しの予定がある人や転勤が多い人などにも向いています。
auひかり
最大速度 | 1Gbps(10ギガプランは10Gbps) |
通信方式 | 申し込みによりIPv6_IPoE方式が利用可 |
月額料金 | 4,235円~ |
契約期間 | 2年もしくは3年(契約期間なしのプランもあり) |
提供エリア | 北海道、東北、関東、甲信越、北陸、中国、四国、九州※関西エリアと中部エリアは対応エリア外 |
契約事務手数料 | 3,300円 |
auひかりは、auが提供する独自回線を利用しているため、ユーザー数が増えるピーク時でも通信が安定していることが特徴です。夜間にオンラインゲームをする場合でも、ストレスなくプレイできます。
また、auかUQモバイルのユーザーは、auひかりとauひかりに加入すればスマホセット割を受けられ、毎月最大1,100円が割り引かれます。最大速度10ギガのサービスも提供しており、月額料金割引『超高速スタートプログラム』が適用されるため、36ヵ月間は月々550円が割引され、お得です。さらに、工事費無料キャンペーンの実施も魅力です。
KDDIの回線網を使用しているため、関西エリアと中部エリアは対象エリア外となるなど対象範囲がやや限定的である点が、auひかりのデメリットです。ただし、平均速度が500Mbpsであるため、提供エリア内に住んでいる場合は検討の余地があるでしょう。
auひかりは、auひかりのエリア提供内に住んでいて高速光回線を使いたい人、auやUQモバイルユーザーなどにおすすめといえるでしょう。
特におすすめはhi-ho with games
オンラインゲームで特におすすめなのは、hi-ho with gamesです。hi-ho with gamesの特徴は、主に以下の4つです。
- With games専用帯域が利用できる
- 低Ping値でラグを回避
- エリアカバー率96.9%
- 最大10ギガのプランも選択できる
それぞれの内容を解説します。
With games専用帯域が利用できる
hi-ho with gamesの最大の魅力は、同回線のユーザーのみが利用できる専用帯域が用意されている点です。他社では難しい帯域確保を実現することで顧客満足を得ること、また、サービスの独自性を作り上げることに成功している点が特徴です。
専用帯域の確保によって、NTT回線を利用した、いわゆる「光コラボレーション」でありながら、独自回線のように速度低下が緩和されます。一般的なコラボ光は、他のコラボ光利用者と帯域を共有するため、夜間など利用者の多い時間帯に速度が低下しやすくなります。
しかし、専用帯域を利用できるhi-ho with gamesを利用すれば、その状況を回避することが可能です。ゲーマーが多く集まる20時~25時の時間帯であってもラグが発生しにくく、対戦型オンラインゲームで撃ち負ける可能性が低くなります。
また、帯域を専用に確保した上で、IPv6 IPoEによる通信も行えるため、大容量でも安定した通信が可能です。
低Ping値でラグを回避
hi-ho with gamesは、専用帯域の設計と最新の通信方式により、Ping値が低いことも特徴です。Ping値とは応答速度を意味し、自分の端末から送ったデータに対し、相手のサーバーから反応が戻ってくる速さを示す値のことです。Ping値は、1回あたりのデータ送受信にかかった秒数を表すため、Ping値が低いほど応答速度が高いという意味になります。
反対にPing値が高いと、応答速度が遅い、つまり遅延が多くゲーム中にラグが発生しやすくなる点に注意しましょう。
hi-ho with gamesの公式サイトから、オンラインゲームのフォートナイトをプレイした際の平均のPing値が7.1msであることがわかります。ユーザー数が増える20時~25時であっても、10msを下回るPing値であるため、対戦型のオンラインゲームでもラグが起きにくく、ストレスを感じません。
エリアカバー率96.9%
エリアカバー率が96.9%と高いことも、hi-ho with gamesの強みです。NTT回線(フレッツ光)を使用したコラボ光の回線であるため、オンラインゲームに特化した光回線でありながら、一部の離島を除き、全国で利用することが可能です。
ゲーム向けとして有名な光回線は、独自回線であることがほとんどであり、提供エリアが狭いことがデメリットといえます。その点、hi-ho with gamesの提供エリアは、NTT東日本および西日本のフレッツ光ネクストの提供エリアと同じであるため、独自回線がエリア外であった人でも高速光回線を利用できます。
ゲーム向けの回線でありながら、全国に対応している光回線はhi-ho with games以外にほとんどありません。hi-ho with gamesなら、基本的に日本全国のどこに引っ越した場合でも、継続して高品質なネット環境を維持できます。
最大10ギガのプランも選択できる
hi-ho with gamesでは、回線速度が最大10Gbpsのクロスプランも提供しています。通常プランの10倍の最大速度で、より快適にオンラインゲームをプレイすることが可能です。通常の1Gbpsのプランであっても、オンラインゲームを十分快適にプレイできるものの、回線の遅延による負けを限りなく0にしたい人は、クロスプランへの加入を検討するとよいでしょう。
実際に10Gbpsでプレイできるようにするには、使用するルーターが10Gbpsに対応していなければ意味がありません。10Gbps対応のルーターを持っていない場合は、月額550円のルーターレンタルのサービスを利用することをおすすめします。
少しでも迷っているならこの機会に高速光回線hi-ho with gamesの、クロスプランの契約を検討し、オンラインゲームを快適なインターネット環境で楽しみましょう。
おすすめのゲーム回線の選び方
光回線をなんとなく選んでしまうことは、おすすめしません。自宅エリアが電波の範囲外であったり、回線速度が遅くゲームをするたびにストレスを抱えてしまったりしてしまう可能性があります。とくにゲームをするなら速度が重要視されます。ゲームに向いている光回線は、以下の2つの手順で選ぶのがおすすめです。
- エリア検索をして使える回線を探す
- 使える回線の中で回線速度を比べる
順番に解説します。
1.エリア検索をして使える回線を探す
光回線を選ぶ際は、まず自宅エリアで使える回線を把握するところから始めましょう。各光回線の公式サイトのエリア検索で、自宅の郵便番号や住所を入力するだけで、自宅エリアが対応範囲に含まれているかを簡単に検索できます。
光回線によっては、自宅のある場所が対応範囲外である場合があります。また、一般的なプランは対応しているものの、高速プランには対応していないことも珍しくありません。一般的なプランでは十分な速さが期待できないケースも考えられるため、注意しましょう。
また、たとえ自宅エリアが光回線の対象範囲に入っていても、賃貸物件に住んでいる場合、その建物が光回線の工事をしていないこともあり得ます。住んでいる建物が光回線の工事をしているかどうかは、大家さんや管理会社、不動産会社に確認するのが確実です。
2.使える回線の中で回線速度を比べる
自宅があるエリアで利用できる光回線を検索したら、使える光回線の中での回線速度を比べます。回線速度以外にも、オンラインゲームで重視される、Ping値と呼ばれる応答速度も比較してください。Ping値が低ければ低いほど、応答速度が速く、ラグが発生しにくくなります。
関連記事:プロゲーマーが求める回線速度とは?光回線がおすすめな理由も解説
オンラインゲームには光回線がおすすめな理由
オンラインゲームに光回線がおすすめな理由は、主に以下の4つです。
- 通信速度が速い
- Ping値が低くラグが発生しにくい
- 通信が安定している
- データ容量の制限がない
各理由を解説します。
通信速度が速い
光回線は他のインターネット回線と比較して通信速度が速いため、オンラインゲームにおすすめです。光回線は光ファイバーケーブルを利用しており、伝送距離が速度に影響することはほとんどありません。距離にかかわらず、大容量の高速通信ができます。これに対して、ホームルーターやモバイルWi-Fiは無線による通信のため、距離や障害物といった外部の影響を受けやすい傾向にあります。
「みんなのネット回線速度」から引用したいくつかの光回線、ホームルーター、モバイルWi-Fiの回線速度の平均を、下記表にまとめました。やはり、光回線が群を抜いて速いことがわかります。
サービス名/機種名 | 上り平均速度 | 下り平均速度 | |
---|---|---|---|
光回線 | hi-ho with games | 300.04Mbps | 226.69Mbps |
ドコモ光 | 268.35Mbps | 250.43Mbps | |
フレッツ光ネクスト | 237.48Mbps | 248.08Mbps | |
ホームルーター | ドコモ home 5G | 17.69Mbps | 152.98Mbps |
Speed Wi-Fi HOME 5G L12 | 21.88Mbps | 91.4Mbps | |
WiMAX HOME 02 | 10.62Mbps | 77.16Mbps | |
モバイルWi-Fi | Pocket WiFi 603HW × Y!mobile | 4.44Mbps | 20.59Mbps |
Rakuten WiFi Pocket | 21.44Mbps | 27.61Mbps |
関連記事:Mbps・Gbpsとは?通信速度の目安や改善方法などをわかりやすく解説
Ping値が低くラグが発生しにくい
光回線はPing値が低く、ラグが発生しにくい点も特徴です。Ping値とは、データ送信をしてから応答が返ってくるまでの時間速度のことで、数値が低いほど速いことを示します。オンラインゲームの中でも、特にFPSやTPSなどの対人ゲームにおいては、Ping値が高いことは致命的です。そのため、ゲーマーの多くは、通信速度よりもPing値を重視します。
相手よりも自分のPing値が高い、つまり応答速度が遅いと、先にこちらが相手を発見して射撃した場合でも、相手に当たったはずの攻撃が当たっていないという状況が起こります。また、敵がワープするような動きをしたりすることもあるでしょう。
光回線のPing値は他のインターネット回線よりも低いため、オンラインゲームに適しているといえます。
関連記事:ラグいとは?意味やオンラインゲームでラグが生じる原因、改善方法
通信が安定している
光回線は、他のインターネット回線に比べて通信が安定しているため、オンラインゲームにおすすめです。大量のデータ通信が発生するオンラインゲームや、複数名によるオンライン会議などの利用に適しています。
光回線は、光ファイバーという回線を室内まで引き込み、ONU(モデム)につないでインターネット通信を行います。光回線からONUまでは有線接続であり、信号を送るときの伝送損失が小さいことが、通信が安定する理由です。伝送損失とは、信号が伝達される距離に応じて弱くなる度合いのことです。
一方、ホームルーターやモバイルWi-Fiは、無線接続のため通信が不安定な傾向にあります。障害物や天候によって電波の受信が弱くなることも少なくありません。そのため、一瞬のラグが勝敗を決めるようなオンラインゲームには、あまり向いていません。
データ容量の制限がない
光回線はデータ容量の制限がないことオンラインゲームは、大量のデータ通信量を必要とすることが多いため、利用できる通信量に上限があると、容量を超えた場合は急激に回線速度が低下してしまいます。
ホームルーターやポケットWi-Fiでは、利用した通信量が一定以上になるとスマホのように通信制限がかかり、通信速度が遅くなってしまいます。データ容量の制限がないとするホームルーターやポケットWi-Fiもあるものの、完全無制限ではないことがほとんどです。たとえば3日間で10GBなど、一定の使用量を超えると通信速度制限がかかる傾向にあることに注意が必要です。
アクション要素が強いオンラインゲームでは、1時間あたり100GBのデータ通信量を使うこともあります。そのため、データ容量の制限なく利用できる光通信が向いているといえるでしょう。
プロバイダ選びの6つのポイント
自宅でインターネットを利用するためには、基本的に「インターネット回線」と「プロバイダ」の2つを契約しなければなりません。
近年では、インターネット回線とプロバイダの2つがセットになっており、契約が1つで済むことが増えてきていています。しかし、たとえばドコモ光やフレッツ光のように、プロバイダを自分で選択できるインターネット回線も存在します。
オンラインゲームをする方が、プロバイダ選びの際に押さえておきたいポイントは、主に以下の6つです。
- 通信速度で選ぶ
- 帯域の広さで選ぶ
- 混雑のしにくさで選ぶ
- 月額料金で選ぶ
- 提供するサービスで選ぶ
- 割引キャンペーンで選ぶ
各ポイントを解説します。
関連記事:プロバイダとはなに?その意味や役割・選び方のポイントなどを解説
1.通信速度で選ぶ
オンラインゲームを快適にプレイするには、プロバイダも、インターネット回線と同様に通信速度で選ぶことをおすすめします。サーバーの質があまりよくなかったり、処理能力が遅かったりするプロバイダサービスもあり、そのようなプロバイダを利用すると、インターネット回線が高速であっても速さを活かしきれません。
このような状況を防ぐには、低価格であることを選択基準にすることは避けたほうが賢明です。オンラインゲームをストレスなく楽しむには、プロバイダも通信速度の速さで選ぶ必要があります。
2.帯域の広さで選ぶ
帯域が広いプロバイダを選ぶことも、快適にオンラインゲームをするために押さえておきたいポイントの1つです。ユーザーが利用できる帯域が広いほど、通信速度が速くなるためです。
帯域は、車道をイメージするとわかりやすいでしょう。車線が複数ある道路であれば、多くの自動車がスピードを出して走れます。しかし、片道一車線しかない道路の場合、渋滞が起きやすくなるでしょう。利用できる帯域も、広いほどインターネットの通信速度が速くなります。
そのため、オンラインゲームをラグやカクつきなどの不具合なしでプレイするには、帯域の広いプロバイダを選ぶことが大切です。
3.混雑のしにくさで選ぶ
プロバイダ選びでは、混雑しにくいサービスを選ぶことも重要です。プロバイダが混雑する状況は、高速道路の料金所に例えられます。インターネット通信が料金所を通過する自動車、料金所が各プロバイダの認証場所です。つまり、料金所を通過できた自動車は、プロバイダの認証場所を通過したインターネット通信であり、料金所の出口がインターネットが接続される場所です。
混雑していない状況では、自動車は料金所をスムーズに通過していきます。しかし、自動車の台数が増え混み合ってくると料金所も混雑し、各料金所のレーンに列ができてしまいます。ユーザーが増えることでインターネットの通信速度が遅くなる夜間は、この状態といえるでしょう。
さらに、特定のプロバイダのユーザーが増えたときは、他の料金所ではスムーズに自動車が通過しているにもかかわらず、1ヵ所の料金所にだけ自動車の列が発生しているイメージです。ユーザー数が多いプロバイダは、それだけ混雑しやすくなり、通信速度が低下しやすくなります。
一瞬の遅延が勝敗を決めることもあるオンラインゲームにおいては、なるべく混雑しにくいプロバイダを選ぶことが欠かせません。
4.月額料金で選ぶ
各サービスの月額料金の比較も、プロバイダ選びでは必須といえるでしょう。インターネット利用にかかる月々の料金は、「プロバイダの使用料」と「インターネット回線の使用料」の合計金額です。そのため、2つ合わせた金額ができるだけ安くなるように、インターネット回線とプロバイダを選ぶのがおすすめです。
ただし、先の見出しでご紹介したように、快適にオンラインゲームをするためには、低価格であることのみを理由にプロバイダ選びをするのは避けたほうがよいでしょう。通信速度や帯域の広さ、混雑のしにくさなどを考慮し、コスパのよいプロバイダ選びをするのが理想です。
5.提供するサービスで選ぶ
提供するサービスで選ぶのも、プロバイダ選びの方法の1つです。プロバイダによっては、会員限定、もしくは会員が優先的に利用できる、動画や音楽などのコンテンツ配信をしている場合があります。
通信品質や料金が同じであれば、こういったサービスを提供しているプロバイダを選ぶというケースもあるでしょう。
6.割引キャンペーンで選ぶ
キャッシュバックや割引などのキャンペーンを実施しているプロバイダを選ぶことも、おすすめです。
通常、プロバイダはあらかじめ契約年数が決まっており、解約の申し出がない限り自動的に契約年数内で自動更新されていきます。契約年数が到来したタイミング以外で解約する場合、違約金が発生することが多いため、契約途中で解約するケースは少ないといえるでしょう。
そのため昨今は、他社を解約した際に発生した違約金分のキャッシュバックをすることで、新規の契約を確保する、乗り換えキャンペーンを実施するプロバイダが多くみられます。また、新規契約した月は、月額利用料金が無料になるといった新規入会キャンペーンもお得です。
ゲームをする際に必要な回線速度とPing値の目安
オンラインゲームを楽しむには、高速かつ低Ping値のインターネット回線が望ましいことをお伝えしてきましたが、具体的にどの程度の速度や値が必要か、わからないという方もいるでしょう。
ここからは、オンラインゲームに必要なインターネット回線の速度と、Ping値の目安を確認していきましょう。
回線速度
FPSやTPSなどの対人ゲームをストレスなくプレイするための通信速度は、70Mbps以上あることが理想です。FPSやTPSは、激しい動きを特徴とする、複数名がリアルタイムで遊ぶゲームです。一方、RPGや育成系のゲームでは、それほど速い通信速度は求められません。一般的に、30Mbps程度の速さがあれば十分とされます。
下記表は、通信速度が、オンラインゲームのプレイにどのような影響を及ぼすかをまとめたものです。
通信速度 | FPSやTPS | PRGや育成系(FPSやTPS以外) |
---|---|---|
70Mbps以上 | ・ストレスを感じず快適にプレイできる・ラグやカクつきが発生しない | ・30Mbps以上:ストレスを感じずに快適にプレイできる |
50~70Mbps | ・大きな問題なくプレイできる ・頻度は多くないものの、ラグやカクつきが発生することがある | |
30~50Mbps | ・プレイすることは可能だが、ストレスを感じやすい ・ラグやカクつきが発生するため、撃ち負けることが多い | |
10~30Mbps | ・ゲームを続けることが困難 ・ラグやカクつきが頻発する。フリーズやゲームの切断が起きることも | ・快適にプレイできる |
5~10Mbps | ・概ね快適にプレイできる | |
5Mbps以下 | ・ラグやカクつきが起きる |
関連記事:通信速度の目安を解説!インターネットが快適に使える上り・下りの速度とは
関連記事:【オンラインゲーム】FPSをプレイするときの回線速度の目安を紹介
Ping値
Ping値が低いほど、応答速度が速いことを表します。FPSやTPSなどであれば、Ping値は15ms以下を目安にしてください。また、FPSやTPS以外のゲームなら、Ping値が30ms以下であれば十分に楽しめるでしょう。
オンラインゲームのジャンル別の、Ping値の目安は以下のとおりです。
オンラインゲームのジャンル | |
---|---|
FPS・TPS系 | 15ms以下 |
格闘系 | 20ms以下 |
MOBA・MMO系(主に5対5で戦うチーム対戦ゲーム) | 30ms以下 |
アクション系 | 50ms以下 |
RPG系/オンラインTCG系(トレーディングカードゲーム) | 50~100ms前後 |
関連記事:ping値とはサーバーまでの往復時間!目安や測定・改善方法を紹介
関連記事:DBDがラグい原因と対処法とは?PS4などデバイス別の回線速度の確認法も解説
ゲーム回線を選ぶ際の注意点
ゲーム回線を選ぶ際の注意点は、以下の3つです。
- ゲーマーが重視するのは応答速度(Ping値)
- 通信が安定していないとラグやカクつきが起きやすい
- IPv6に対応していない回線もある
各注意点を解説します。
ゲーマーが重視するのは応答速度(Ping値)
一般的に、インターネット回線の通信品質を判断する際は、通信速度に着目します。しかし、オンラインゲームでは、通信速度よりもむしろ、応答速度を示すPing値を重視することを押さえておく必要があるでしょう。Ping値が大きいと通信の応答に時間を要し、誤操作や誤反応を引き起こします。
光回線によっては、通信速度が速くてもPing値が高く、応答速度が遅い回線も存在します。オンラインゲームのユーザーがインターネット回線を選ぶ際は、通信速度だけでなく、Ping値も確認することが大切です。
通信が安定していないとラグやカクつきが起きやすい
通信速度が安定しないと、オンラインゲームでのラグやカクつきが発生しやすくなるため、インターネット回線の通信の安定性も必須です。チームプレイのゲームでは、1人だけ攻撃や防御のタイミングがずれてしまい、仲間の足を引っ張ってしまいかねません。
オンラインゲームを快適にプレイしたいと考えるなら、通信の安定性に定評のあるインターネット回線を選ぶ必要があります。また、プレイする時間帯についても、利用者が多い時間帯を避けるとよいでしょう。
IPv6に対応していない光回線もある
多くの光回線はIPv6に対応していますが、中には対応していない回線もあることに注意しましょう。
IPv6とは、「Internet Protocol Version 6」の略称で、インターネット通信規格の1つで、IPv4の次の規格です。従来はIPv4接続が主に利用されていましたが、利用者の増加によって混雑することが増えたため、新しくIPv6接続方式が誕生しました。
IPv6接続方式のインターネット回線が速いのは、「IPoE」という通信方式を利用するためです。IPv4接続は、電話回線の時代から存在する通信方式をイーサネットに対応させた、「PPPoE」という通信方式を利用しています。それに対し、IPoE方式ははじめからイーサネットの利用を前提としている点が違いといえるでしょう。
PPPoEの通信速度は最大1Gbpsですが、IPoEの通信速度は最大10Gbpsです。IPv6方式の回線はネットワーク終端装置を用いないため、IPアドレス変換の手間が省かれており、パケット転送時の処理がシンプルであることが速さの理由といえます。
PPPoE方式ではIPv4方式のWebサイトのみ、IPoE方式ではIPv6方式のWebサイトのみに接続が可能です。ただし、IPoE方式でも「IPv4 over IPv6」という仕組みを利用しているものであれば、IPv4方式のWebサイトに接続できます。
関連記事:「IPv4 over IPv6」とは?OSやサイトでの確認方法も解説
一人暮らしのゲーマーにおすすめの回線
一人暮らしであっても、オンラインゲームをストレスなく楽しみたい場合は、光回線がおすすめです。さらに、オンラインゲームを快適に楽しむには、光回線であればどの回線でもよいわけではなく、ゲームに特化した高速かつ低Ping値の光回線が適しています。
すでに集合住宅にフレッツ光の回線が引いてある場合でも、自分に合った光回線の利用を諦める必要はありません。フレッツ光の回線が引いてあっても、コラボレーションの回線に乗り換えることが可能です。光コラボレーションとは、NTTの回線(光ファイバー)を、各プロバイダー事業者が借り受けて展開する光回線のサービスのことです。
フレッツ光の回線はそのままで、サービスの提供元だけ変更する手続きを「転用」といいます。光コラボレーションとして代表的なサービスは、hi-ho with gamesやドコモ光などが挙げられます。
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光回線が遅いときに考えられる原因
オンラインゲームで利用するインターネット回線が遅いときに考えられる原因は、主に以下の6点です。
- ゲーム側のサーバーが不安定
- 回線の通信速度が遅い
- 無線接続をしている
- ネットワーク機器が故障・劣化している
- LANケーブルの規格が古い
- 住んでいるエリアがサーバーから離れている
それぞれの原因を解説します。
ゲーム側のサーバーが不安定
ゲーム側のサーバーの状態が不安定になることで、オンラインゲームの反応速度が急に遅くなってしまうことがあります。ゲームの公式ホームページを確認すると、何が起きているかがわかることがあるため、チェックしましょう。
回線の通信速度が遅い
そもそも、使っているインターネット回線の速度が遅いと、オンラインゲームを快適にプレイするのは難しいでしょう。先の章でご紹介したように、一般的にはインターネット回線や通信速度が30Mbps程度あれば、問題なくオンラインゲームができます。ただし、FPSやTPSなどの対人ゲームを快適に楽しむには、70Mbps程度の通信速度が必要とされます。
大切なのは、ユーザー数が増えて回線が混み合う夜間や休日であっても、安定した通信速度が出ることです。新しくインターネット回線を選ぶ際は、IPv6接続方式のインターネット回線を選ぶとよいでしょう。
無線接続をしている
インターネットを無線接続している場合も、通信の安定性が低く、快適なゲーム環境を作れない原因の1つです。無線接続は、周囲の電子レンジやテレビなどが発する電波の干渉を受けやすい接続方法です。
また、有線接続と比べて、無線接続はPing値が高く、応答速度が遅い点にも注意しなければなりません。一般的なオンラインゲームであれば、Ping値は30ms以下であればプレイできるでしょう。しかし、FPSやTPSなどのジャンルのゲームは、15ms以下であることが望ましいとされます。
ネットワーク機器が故障・劣化している
インターネット回線が遅い原因としては、Wi-Fiルーターや光回線終端装置(ONU)などのネットワーク機器が故障、あるいは劣化していることも挙げられます。
たとえば、Wi-Fiルーターの寿命は、一般的に4~5年程度です。この期間を超えて使用し続けると不具合が起きやすく、通信速度が低下したり突然切断したりする可能性が高まります。
新しくWi-Fiルーターを購入する際は、ゲームに特化した機能を搭載したゲーミングルーターを選択することもおすすめです。
LANケーブルの規格が古い
LANケーブルの規格が古いことも、インターネットが遅い原因となり得ます。LANケーブルには、「Cat(カテゴリ)」という通信規格があり、通信規格のカテゴリによって通信速度に差が生じます。カテゴリの数字が高いほど新しい規格であり、通信速度が速くなることを知っておきましょう。
カテゴリの数字が低く古いLANケーブルを使っていると、有線接続のメリットを享受できません。速さを求めて1Gbpsの光回線を契約したのに、LANケーブルの規格が古く速さに対応していなければ、1Gbpsの光回線を契約する意味はありません。
オンラインゲームを快適に楽しむには、「Cat6A(カテゴリ6A)」以上のLANケーブルを選択しましょう。
住んでいるエリアがサーバーから離れている
住んでいるエリアがゲームサーバーから離れている場合も、ラグが発生しやすくなります。光信号は、ゲーム側のサーバーからの距離が1km遠くなるごとに、5μs(マイクロ秒)の遅延が発生し、Ping値が高くなってしまうためです。Ping値が高いとラグが発生しやすくなるため、住んでいるエリアがゲームサーバーから遠いと、ゲーム中にストレスを感じやすくなるでしょう。
光回線が遅いときの対処法
オンラインゲームの回線が遅いときに有効な対処法は、以下の5つです。
- 時間をおいてから再度接続してみる
- LANケーブルで有線接続する
- ルーターやPCを再起動させる
- ルーターを熱のこもらない場所に移動させる
- DNS設定を行う
順番に解説します。
時間をおいてから再度接続してみる
ゲームサーバーが不安定になると、オンラインゲームの反応速度が遅くなってしまうことがあります。急にゲームの反応速度が遅くなった場合は、ゲームの公式ホームページで状況を確認しましょう。
ゲームサーバー側の問題であることがわかったら、サーバーが復旧するのを待ち、再度接続してみます。ほとんどの場合、サーバーの不具合による通信速度の低下は一時的なものであり、ユーザー側では対処のしようがありません。ある程度の時間が経ったら再度プレイしてみましょう。
ルーターやPCを再起動させる
Wi-FiルーターやPCを再起動させることも有効です。機器の電源を切ることで、回線が混雑していた場合でもネットワーク情報をクリーンにして再接続でき、通信機機内のこもった熱を放電することが可能です。
一般的に、コンセント側からONUやモデム、ルーター、PCなどのデバイスの順番に配置されています。コンセントの反対側のパソコン、ルーター、モデム、ONUの順番に電源を落としてください。すべての機器の電源を落とした後は5分程度時間をおき、一度完全に断絶した状態にします。再起動させる際は、電源を切ったときとは逆の順番で電源を入れてください。
LANケーブルで有線接続する
インターネット回線が遅いときは、LANケーブルで有線接続に変えてみることもおすすめです。無線接続の場合、電子レンジやテレビなどの家電製品が発する電波干渉を受けてしまいますが、有線接続はPCとルーターを直接ケーブルでつなぐため、電波干渉を受けません。また、障害物の影響も受けないことが特徴です。
ただし、有線接続するためのLANケーブルは、どのような製品でもよいわけではありません。オンラインゲームに適しているLANケーブルの規格は、「Cat6A(カテゴリ6A)」以上です。
LANケーブルは、以下のように対応できる最大速度が決まっているため、利用している回線の最大速度に対応した規格のものを選ぶことが大切です。
通信規格 | 通信規格 |
---|---|
CAT5 | 100Mbps |
CAT5e | 1Gbps |
CAT6 | 1Gbps |
CAT6A | 10Gbps |
CAT7 | 10Gbps |
CAT8 | 40Gbps |
ルーターを熱のこもらない場所に移動させる
Wi-Fiルーターを再起動させても、ゲーム中の通信速度に変化がみられないときは、直射日光が当たらず、熱がこもりにくい場所に移動させてみましょう。直射日光が当たらない場所がおすすめです。Wi-Fiルーターが熱くなり、熱暴走を始めると、通信速度の低下につながります。
DNS設定を行う
インターネット回線が遅いときは、DNS設定を行うのも効果的な方法です。DNSとは、「Domain Name System」の略語で、インターネット上でドメイン名を管理・運用するために開発されたシステムのことです。DNS設定は、DNSサーバを自動取得から「8.8.8.8」と「8.8.4.4」に変更して行います。
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光回線が遅いときは回線の乗り換えがおすすめ
光回線が遅く、ゲーム中にイライラしてしまうことにお悩みなら、ここまでご紹介した対処法を試してみてください。いくつかの対処法を試しても速度が改善しない場合は、回線の乗り換えを検討することも視野に入れましょう。特に、FPSやTPSなどのラグが許されないジャンルのゲームを楽しむためには、オンラインゲームに特化した高速光回線を選ぶことをおすすめします。
オンラインゲームを快適に楽しむためには、回線速度の速さとPing値の低さが求められます。ゲームに特化した高速光通信hi-ho with gamesなら、圧倒的な回線の速さと応答速度によって、最高のパフォーマンスが実現するでしょう。実際に、hi-ho with gamesは、さまざまなプロe-スポーツチームに導入されています。
ぜひこの機会に、低Ping値が魅力の高速光回線hi-ho with gamesを利用し、ストレスなく快適にオンラインゲームを楽しみましょう。
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おすすめのゲーム回線から理想の回線を選ぼう
FPSやTPSなどのオンラインゲームにおいては、一瞬のタイミングのズレによって勝敗が決まってしまうことも少なくありません。使用しているインターネット回線の品質によってゲームに撃ち負けるのは悔しいものです。
オンラインゲームに適した光回線やプロバイダは、通信速度や帯域の広さ、混雑のしにくさなどの視点から選ぶことがポイントです。オンラインゲームを快適に楽しむために、ぜひ本記事を参考に、ゲームに特化した理想の光回線を選択しましょう。