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2024.03.29

スト6におすすめのコントローラーを解説!パッドとアケコンどっちがいい?

スト6のような格闘ゲームは複雑な操作が要求されるため、コントローラー選びが操作のしやすさに少なからず影響します。自分にあったコントローラーを選ぶことができれば、スト6をストレスなくプレイできるため、スムーズに上達できるでしょう。

本記事では、スト6で使えるコントローラーについて、コントローラーの種類ごとに詳しく解説します。おすすめのゲームパッドやアケコンもあわせて紹介するため、購入時の参考にしてみてください。

スト6用で使えるコントローラーの種類

ストリートファイター6(略称スト6)で使えるコントローラーには以下のような種類があります。

  • ゲームパッド
  • アケコン(アーケードコントローラー)
  • レバーレスコントローラー

各コントローラーの特徴は以下のとおりです。

特徴メリットデメリット
ゲームパッド・家庭用ゲーム機で使われているような一般的なコントローラー・価格が安め
・場所を取らない
・コマンド入力が難しい
・メンテナンス性に難あり
アケコン・ゲームセンターの筐体と同様の操作感のコントローラー・コマンド入力しやすい
・カスタマイズできる
・価格が高い
・サイズが大きい
レバーレスコントローラー・アケコンのレバー操作をボタン操作に変更したコントローラー・素早く正確にコマンド入力できる
・カスタマイズできる
・価格が高い
・操作に慣れるまでに時間がかかる

各コントローラーの特徴やメリット・デメリットについて、さらに詳しく見ていきましょう。

ゲームパッド

ゲームパッドは、PS4やPS5、Xboxで使われているような一般的なコントローラーです。各メーカーからさまざまな種類のものが発売されており、スト6のような格闘ゲームに特化したゲームパッドも存在します。パソコンでスト6をプレイする際に、家庭用ゲーム機のコントローラーを使うことも可能です。

ゲームパッドの場合、コマンドは十字キーもしくはアナログスティックで入力します。操作感が異なるため、自分にあった操作方法を選びましょう。

また、ゲームパッドによってボタン数が異なります。家庭用ゲーム機のコントローラーは前面4ボタンが一般的ですが、「Victrix Pro BFG」や「ファイティングコマンダー OCTA」は前面6ボタンです。詳しくは後述しますが、ボタン数の違いが操作感や技の出しやすさなどに影響する場合もあります。

ゲームパッドのメリット

ゲームパッドの主なメリットは以下のとおりです。

  • 価格が安め
  • 家庭用ゲーム機のコントローラーをそのまま使える
  • 場所を取らない
  • モダン操作に適している

ゲームパッドは、アケコンやレバーレスコントローラーよりも価格が安めです。大抵のゲームパッドは1万円以内で購入でき、格闘ゲーム以外のジャンルをプレイする際にも使えるため、費用対効果に優れています。また、すでに家庭用ゲーム機を所有している場合は、家庭用ゲーム機のコントローラーを使えば購入費用がかかりません。

本体が小さく場所を取らない点もゲームパッドのメリットでしょう。小さくて軽いゲームパッドならどのような体勢でもスト6をプレイできますが、アケコンやレバーレスコントローラーは箱型で大きく、ゲームパッドよりもパソコンのキーボードに近い形状をしています。そのため、スト6プレイ時は机や膝の上に置いて操作する必要があり、一定の姿勢を保ち続けなければなりません。オフラインの大会や対戦会に参加する場合も、ゲームパッドがもっとも持ち運びに適しているでしょう。

また、ゲームパッドは「モダン操作」でスト6をプレイする方に向いています。スト6の操作方法にはモダン操作と「クラシック操作」があり、コマンド入力を必要としない操作方法がモダン操作です。モダン操作は「アシストボタン」を押しながら「弱・中・強攻撃ボタン」を押すとアシストコンボを出せますが、R2ボタンやL2ボタンにアシストボタンを設定しておけば、この操作がやりやすくなります。モダン操作自体がゲームパッドに特化した操作方法になっているため、モダン操作でスト6をプレイするなら基本的にゲームパッドで問題ないでしょう。

ゲームパッドのデメリット

ゲームパッドの主なデメリットは以下のとおりです。

  • コマンド入力が難しい
  • 同時押ししにくい
  • パーツ交換が難しい

モダン操作ではなくクラシック操作でスト6をプレイする場合、コマンド入力が難しい点は無視できないデメリットになるでしょう。とくに十字キーでコマンドを入力する場合、斜め入力がしにくいです。波動拳や昇龍拳をはじめとする必殺技は基本的に斜め入力が要求されるため、必殺技が出したくても出せないという状況に陥ってしまいます。アナログスティックなら斜め入力しやすくなりますが、ステップ操作(前や後ろに2回素早く入力)がしにくくなるため一長一短です。

また、ゲームパッドは同時押ししにくいというデメリットもあります。スト6は、「投げ」や一部の技を出す際に2ボタンや3ボタンの同時押しを要求されますが、ゲームパッドの場合は親指のみで複数のボタンを同時に押さなくてはなりません。ただし、このデメリットに関してはゲーム内の設定で「同時押しボタン」を設定すれば、ある程度は解消されるでしょう。たとえば任意のボタンに弱攻撃と中攻撃の同時押しを設定すれば、そのボタンを押すだけで投げが出せるようになります。

パーツ交換が難しい点もゲームパッドのデメリットといえるでしょう。アケコンやレバーレスコントローラーは自分でパーツ交換できるため、定期的なメンテナンスやボタンの増設が可能です。しかし、ゲームパッドは故障したら丸ごと買い替えなければならず、自由なカスタマイズもできません。ただし、カスタムパーツが付属しているゲームパッドなら十字キーやボタン数などの変更が可能です。

アケコン(アーケードコントローラー)

アケコンは、ゲームセンターの筐体で使われているコントローラーをそのまま家庭用にしたものです。基本的にレバーと8つのボタンを使って操作しますが、その操作感はゲームパッドとは大きく異なります。昨今のようにネット対戦が普及する前は、ゲームセンターで格闘ゲームをプレイする人が多かったため、格闘ゲームを長年プレイしているゲーマーはアケコンを愛用している場合が多いです。

アケコンならではのメリットも多いため、モダン操作からクラシック操作への移行を考えている場合や、本格的にスト6をやり込みたい場合はアケコンの購入を検討するとよいでしょう。

アケコンのメリット

アケコンの主なメリットは以下のとおりです。

  • コマンド入力しやすい
  • 同時押ししやすい
  • 自由にカスタマイズできる

アケコンは、長年格闘ゲームのコントローラーとして使われてきた歴史があるため、レバーの操作感やボタンの配置が格闘ゲームのプレイに最適化されています。レバーは十字キーやアナログスティックとは異なる操作感なので、慣れるまでは難しく感じるかもしれませんが、スムーズなコマンド入力が可能です。ボタン操作もレバー操作と同様に慣れが必要ですが、ゲームパッドとは違い複数の指でボタンを押せるため、同時押ししやすい設計になっています。

これらの操作をミスなくおこなえるかどうかはコンボ精度に直結するため、とくにクラシック操作の場合は大きなメリットといえるでしょう。

また、アケコンはカスタマイズの自由度が高いため、自分好みのアケコンを作り上げられます。豊富なカスタムパーツが販売されているので、レバーの変更やボタン配置の変更、ボタンの増設などのカスタマイズが可能です。性能面だけでなく、天板にステッカーを貼る、イラストを組み込むなどアケコンのデザインも自由に変えられます。

メンテナンス性も高く、特定のボタンが故障したとしてもそのボタンを交換すれば問題ありません。そのため、アケコン自体を買い替えることなく長期間使い続けられるでしょう。

アケコンのデメリット

アケコンの主なデメリットは以下のとおりです。

  • 価格が高い
  • サイズが大きい
  • 操作音が大きい

価格の高さはアケコンの無視できないデメリットでしょう。アケコンにもさまざまな種類があり、中には安価なものも存在していますが、プロゲーマーが愛用しているような有名メーカーのアケコンは価格が高めです。スト6の影響で品薄になっているアケコンも少なくないため、購入タイミングによっては価格がより高額になってしまう場合もあるでしょう。

また、アケコンはゲームパッドよりも大きめのサイズです。ゲームパッドのようにコントローラーを持つのではなく、膝や机の上に置いて使用するため、膝の上に置くならアケコンの重量が、机の上に置くなら置き場所の確保がネックになります。膝の上に置く場合は長時間プレイしていると足が疲れてしまうため、なるべく軽めのアケコンを購入するとよいでしょう。

操作音の大きさもアケコンのデメリットです。とくに激しいコマンド操作をおこなう際は大き目の音が発生してしまいます。場合によっては家族や近隣住民との騒音トラブルになりかねないため、購入する際は慎重に検討しましょう。夜中にプレイしない、静音モデルを購入するなどの意識を持つことがトラブル回避に有効です。

レバーレスコントローラー

レバーレスコントローラーは、その名のとおりレバーが存在しないコントローラーです。ゲームパッドでは十字キーやアナログスティック、アケコンではレバーでキャラを操作しますが、レバーレスコントローラーはすべての操作をボタンでおこないます。

ゲームパッドやアケコンよりも歴史が浅いですが、レバーレスコントローラー特有のメリットがあり、アケコンから移行したプロゲーマーも少なくありません。スト6の世界王者を決める公式世界大会「CAPCOM CUP X」に出場した「ガチくん」選手や「カワノ」選手もレバーレスコントローラーを使用しています。格闘ゲーム以外のジャンルでは使いにくい形状ですが、多くのプロゲーマーが使用しているため信頼性の高いコントローラーです。

関連記事:ガチくん(Gachikun)インタビュー/【ストリートファイター6】プロゲーマー

関連記事:カワノ(Kawano)インタビュー/【ストリートファイター6】プロゲーマー

レバーレスコントローラーのメリット

レバーレスコントローラーの主なメリットは以下のとおりです。

  • 素早く正確にコマンド入力できる
  • 自由にカスタマイズできる
  • 独自のテクニックがある

レバーレスコントローラーは、レバー操作よりも素早く正確にコマンド入力可能です。たとえばアケコンで「下→上」と入力する場合、どうしてもニュートラル(レバーの初期位置)を経由する時間が発生してしまいます。しかし、レバーレスコントローラーはすべてボタン操作なので、ニュートラルの時間がほとんど発生しません。そのため、理論上はもっとも素早いコマンド入力が可能です。

カスタマイズに関しても、アケコンのカスタムパーツをそのまま使える場合が多いため、比較的自由にカスタマイズできます。オーダーメイドでの製作を受け付けているレバーレスコントローラーもあるため、自分好みのコントローラーでスト6を楽しめるようになるでしょう。

また、レバーレスコントローラーにはゲームパッドやアケコンでは実現できない独自のテクニックが存在します。さまざまなテクニックがありますが、とくに代表的なものが「歩きガード」です。歩きガードは歩いている状態から素早くガードに移行するテクニックで、アケコンでも可能ですが、先述したようにニュートラルの時間が発生してしまいます。しかし、レバーレスコントローラーなら歩き(前ボタン押しっぱなし)から、前ボタンを離すと同時に後ろボタンを押すことで最速でガード可能です。この特性を活かせば「ニュートラルを経由しない溜めコマンド」も可能なため、溜めコマンドが必要なキャラを使う場合はとくに大きなメリットとなるでしょう。

レバーレスコントローラーのデメリット

レバーレスコントローラーの主なデメリットは以下のとおりです。

  • 価格が高い
  • 慣れるまでに時間がかかる

アケコンと共通ですが、価格の高さはやはり大きなデメリットです。全体的にアケコンよりもさらに価格が高い傾向にあります。人気の高さから品薄になっている可能性も十分に考えられるため、場合によっては自作するのも一つの手でしょう。基盤やケースなど必要なパーツをそれぞれ購入する必要がありますが、手間がかかる分、購入よりも費用を抑えられる可能性があります。

また、レバーレスコントローラーは操作感が特殊なため、操作に慣れるまでに時間がかかってしまうでしょう。普段ゲームパッドでゲームをしている人にとって、移動操作をボタンでおこなうというのは馴染みがなく、どうしても違和感が生じがちです。満足のいく操作ができるようになるまでには、十分な練習時間が必要となるでしょう。

なお、パソコンでFPSをプレイしている人なら比較的早くレバーレスコントローラーに馴染める可能性があります。レバーレスコントローラーの操作感はゲームパッドやアケコンよりもキーボードに近く、パソコンでプレイするFPSは基本的に「W」「A」「S」「D」キーでキャラを操作するためです。

スト6用コントローラーの選び方

スト6の日本人プロゲーマーは基本的にアケコンかレバーレスコントローラーを使用しているため、ゲームパッドは不利と思われがちですが、これらのコントローラーに大きな差はありません。実際に海外のプロゲーマーはゲームパッドの使用率が高いです。

そのため、スト6用のコントローラーを選ぶ際はコントローラーの種類にこだわらず、以下の4つのポイントを踏まえながら自分に適したものを選びましょう。

  • スティックやボタンの感度・反応で選ぶ
  • ボタン数や配置で選ぶ
  • 有線か無線かで選ぶ
  • 自分の手に馴染むかで選ぶ

それぞれ詳しく解説します。

スティックやボタンの感度・反応で選ぶ

コントローラーは、スティックやボタンの感度が種類によってさまざまです。感度・反応の違いは操作感に直結するため、自分にあった感度・反応のコントローラーを選ぶとよいでしょう。

しかし、感度・反応は実際に使わなければわからず、購入前の段階での見極めは困難です。そのため、購入する際はスティックやボタンの感度調整ができるモデルの選択をおすすめします。

また、ゲームパッドの十字キーで操作する場合は、十字キーの形状にも注目しましょう。十字キーには「独立型」と「一体型」があり、操作感が大きく異なります。独立型は入力ミスが少なくなりますが斜め入力がしにくく、一体型は斜め入力はしやすいですがそれゆえに斜め入力が暴発しがちです。

ボタン数や配置で選ぶ

ボタン数や配置も格闘ゲームのコントローラーを選ぶうえで重要な要素です。とくにゲームパッドは前面4ボタンタイプと前面6ボタンタイプがあるため、ボタン数に気を配る必要があります。モダン操作なら4ボタンでも問題ありませんが、クラシック操作の場合は6ボタンタイプがおすすめです。

また、ボタンの配置は同時押しのしやすさに直結しており、ボタン同士の間隔が狭ければ手が小さい人でも同時押ししやすくなります。ゲームパッドの場合、背面ボタンがあるタイプも存在するため、これらの要素を踏まえて自分にあったコントローラーを選びましょう。

有線か無線かで選ぶ

コントローラーは有線接続と無線接続があり、有線接続ならゲーム中に充電が切れる心配がありません。無線とは違い、遅延が発生することもないでしょう。無線接続の場合、充電切れや遅延に注意する必要がありますが、その分コードレスなのでコントローラーを持ったまま自由に動けます。

有線・無線ともにメリット・デメリットが明確なため、両者の特徴を踏まえたうえで自分にあった接続方式を選びましょう。ただし、少しでも有利な環境で対戦したいなら遅延のない有線接続をおすすめします。1フレーム(60分の1秒)単位でゲームが進行していくスト6において、遅延の発生は致命的なためです。

自分の手に馴染むかで選ぶ

コントローラーの種類によって多少の優位性はあるものの、基本的には自分の手に馴染むものを選ぶべきです。手の大きさや握力などによって馴染むコントローラーは違うため、プロゲーマーと同じものを購入したとしてもしっくりこない可能性は十分に考えられます。

普段使用しているコントローラーとは別に、新たにスト6用のコントローラーを購入する場合は、普段使用しているコントローラーと使用感が似ているものを選ぶとよいでしょう。

スト6用におすすめのゲームパッド4選

スト6用におすすめのゲームパッドは以下の4つです。

  • DualSense
  • Xbox Elite ワイヤレス コントローラー
  • Victrix Pro BFG
  • ファイティングコマンダー OCTA

各ゲームパッドの特徴について詳しく解説します。なお、ここから紹介するコントローラーの価格は、すべてAmazonでの販売価格です。

1.DualSense

DualSenseはPS5純正のゲームパッドです。純正品のため品質が高く、すでにPS5を所有している場合は新たに購入する必要がありません。在庫が豊富なため品切れの心配があまりなく、価格も安定しています。2024年3月時点での価格は7,000円〜9,000円程度です。

品質の高さから海外のプロゲーマーにも愛用者が多く、多くの大会で実績を残している「Caba」選手や「MenaRD」選手もDualSenseを使用しています。ただし、十字キーは独立型のため、一体型の十字キーで操作したい場合は他のゲームパッドを選びましょう。

また、価格は27,000円程度と高めですが、スティックや背面ボタンなどをカスタマイズできるDualSense Edgeもおすすめです。

2.Xbox Elite ワイヤレス コントローラー

Xbox Elite ワイヤレス コントローラーは、Xbox One純正のゲームパッドです。十字キーが一体型のため斜め入力しやすく、親指への負担も少なめとなっています。大容量バッテリーが搭載されており、最大40時間の連続使用が可能です。

また、スティックの反発力やトリガーの反応角度などを調整できるため、自分好みの操作感を実現できるでしょう。価格は2024年3月時点で17,000円程度とやや高めです。

3.Victrix Pro BFG

Victrix Pro BFGは、格闘ゲーム向きのゲームパッドとして人気が高いコントローラーです。カスタマイズ性が高く、スティックや十字キーをカスタマイズできるほか、ボタン数を前面4ボタンから前面6ボタンへ変更できます。背面にもボタンがあるため、同時押しボタンを設定すれば快適にスト6をプレイできるでしょう。

ただし、人気の高さゆえに在庫切れになっていることも多く価格も高めです。メーカー希望小売価格は26,928円(税込)ですが、2024年3月時点でのAmazonでは在庫切れとなっています。そのため、購入価格はメーカー希望小売価格よりやや高めを想定しておくとよいでしょう。

4.ファイティングコマンダー OCTA

ファイティングコマンダー OCTAは、Victrix Pro BFGと同じく格闘ゲーム向きのゲームパッドです。十字キーは入力の調整が可能、アナログスティックは八角ガイドでコマンド入力しやすくなっており、十字キーでもアナログスティックでも快適に操作できます。前面6ボタンのためボタン数も問題ありません。

他のゲームパッドと比較しても重量が軽めなので、長時間プレイしても疲労を感じにくいでしょう。価格は2024年3月現在で10,000円程度とコストパフォーマンスも良好です。プロゲーマーの中では、CAPCOM CUP Xに出場した「Problem X」選手が使用しています。

スト6用におすすめのアケコン4選

スト6用におすすめのアケコンは以下の4つです。

  • ファイティングスティックα
  • Qanba Drone
  • Razer Panthera Evo
  • リアルアーケードPro HAYABUSAシリーズ

各アケコンの特徴について詳しく解説します。

1.ファイティングスティックα

ファイティングスティックαは、ゲーム周辺機器の有名メーカー「株式会社HORI」製のアケコンです。ハードウェア切り替え機能が搭載されており、スイッチを切り替えればPS5、PS4、パソコンそれぞれで使用できます。筐体内部に簡単にアクセスできるので、メンテナンス・カスタマイズ性ともに高めです。スト6のコラボモデルもあるため、デザイン性を重視する人にもおすすめできます。

価格は2024年3月時点で25,000円程度と、アケコンの中ではそれほど高くはありませんが、スト6コラボモデルは人気の高さも相まって41,000円程度と高めです。

2.Qanba Drone

Qanba Droneは、スト6を始めたばかりの人向けに開発されたアケコンです。プロゲーマーにも使用者が多い同メーカーのQanba Obsidianと比較して、44%の小型化と58%の軽量化を実現しています。小型ながらアケコンの基本的なレイアウトは維持できており、違和感なく操作可能です。

軽量かつコンパクトなアケコンを求めている場合はこちらのアケコンを購入するとよいでしょう。ただし、Qanba DroneはPS5未対応です。PS5で使いたい場合は、後継機のQanba Drone 2を購入してください。価格はどちらも18,000円程度です。

3.Razer Panthera Evo

Razer Panthera Evoは、ゲーミングデバイスメーカー「Razer」製のアケコンです。プロゲーマーにも愛用者が多く、「ハイタニ」選手や「ふ~ど」選手などが使用しています。三和電子製で信頼性の高い8方向レバーとメカニカルスイッチのボタンを採用しており、反応速度や耐久性が優秀です。

青を基調としたスタイリッシュなデザインも人気があるため、機能性とデザイン性を兼ね備えたアケコンといえるでしょう。ただし、価格は41,000円程度とアケコンの中でも高めです。

4.リアルアーケードPro HAYABUSAシリーズ

リアルアーケードPro HAYABUSAシリーズは、ファイティングスティックαと同じく株式会社HORI製のアケコンです。独自のボタンユニット「HAYABUSA」が搭載されており、従来のボタンよりも素早い入力が可能となっています。製品名ではPS4、PS3、パソコン対応と記載されていますが、PS5でも動作することが確認されている製品です。

静音版の「サイレントHAYABUSA」も販売されているため、自分にあったものを選ぶとよいでしょう。価格は通常版が32,000円程度、静音版が68,000円程度です。

スト6用におすすめのレバーレスコントローラー3選

スト6用におすすめのレバーレスコントローラーは以下の3つです。

  • Haute42
  • RAZER KITSUNE
  • HitBOX

各レバーレスコントローラーの特徴について詳しく解説します。

1.Haute42

Haute42は、中国のメーカー「Haute」製のレバーレスコントローラーです。小型かつ軽量ながらボタン数が16と多いため、幅広いボタンカスタマイズに対応しています。ボタンは軽い押し心地で、長時間のプレイでも指が疲れにくい仕様です。

価格が12,000円程度とレバーレスコントローラーの中では破格の安さのため、コストパフォーマンスに優れています。そのため、「とりあえずレバーレスコントローラーを試してみたい」という人におすすめです。

2.RAZER KITSUNE

RAZER KITSUNEは、Razer製のレバーレスコントローラーです。全体的に性能が高く、応答性を向上させた高速スイッチを搭載しているため、正確なコマンド入力に必要な速度と精度が備わっています。本体が薄型なので、持ち運びにも便利です。

価格は49,000円程度と高めですが、ハイクオリティなレバーレスコントローラーを求めている場合は、有力な選択肢になるでしょう。

3.HitBOX

HitBOXは、レバーレスコントローラーの中でもとくに知名度の高いコントローラーです。「ウメハラ」選手や「ときど」選手、「ガチくん」選手など、レバーレスコントローラーを使用しているプロゲーマーの多くがHitBOXを愛用しています。三和電子製のボタンを採用しており信頼性の高さが保証されているほか、着脱式のケーブルによって断線にも対応可能です。

カスタマイズ性に優れておりボタンの増設も可能なため、カスタマイズ次第ではレバーレスコントローラー随一の使い勝手のよさを実現できるでしょう。価格は38,000円程度と、レバーレスコントローラーとしては平均的です。

自分にあったコントローラーでスト6を遊ぼう

スト6では、ゲームパッドだけでなくアケコンやレバーレスコントローラーを使用できます。スト6のプレイを楽しく快適に続けられるよう、コントローラーごとの特徴を踏まえながら、自分にあったコントローラーを選ぶとよいでしょう。

また、スト6のように瞬時の判断が要求される格闘ゲームを快適にプレイするには、回線速度も大切です。回線速度が速ければラグや遅延が発生しにくくなるため、対戦で勝てる可能性が高まります。「hi-ho with games」はゲーマー向けの高速光回線で、プロゲーマーの「ぷげら」選手も愛用しているネット回線です。時間帯を問わず回線速度が安定しているため、快適にスト6をプレイしたい場合はぜひお気軽にお申し込みください。

関連記事:ぷげら(pugera)インタビュー/【ストリートファイター6】プロゲーマー

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